老人ホームの入居者の部屋に合鍵で侵入し、現金や貴金属を盗んだ元スタッフに実刑判決…思い出の品も被害
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福岡市の有料老人ホームで合鍵を使って高齢の入居者の現金や貴金属計652万円相当を盗んだとして、4事件で窃盗罪などに問われた同市中央区の元介護スタッフの被告(32)の判決が14日、福岡地裁であった。岡本康博裁判官は「職業上の地位を悪用した悪質な犯行」として、懲役2年8月(求刑・懲役3年6月)を言い渡した。
判決によると、被告は2023年10月~昨年8月、当時勤務していた老人ホームで入居者3人の部屋に合鍵で侵入し、約400万円と指輪、ネックレス計5点(約252万円相当)を盗んだ。
被告は起訴事実をいずれも認めていたが、岡本裁判官は「被害者らは職員に対する信頼を裏切られるとともに、思い出の品を盗まれており、遊興費欲しさに及んだ動機に酌むべきものはない」と指摘し、実刑判決が相当と判断した。