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国立病院機構九州グループ、懲戒処分を1年10か月ぶりに報道機関に発表…入院患者を虐待した職員を停職

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 独立行政法人国立病院機構九州グループ(福岡市)は、障害のある入院患者を虐待した大牟田病院の職員2人を停職15日と戒告の懲戒処分にしたと今月2日に報道機関に発表した。懲戒処分をホームページ以外で発表するのは2023年6月以来となった。

国立病院機構大牟田病院(2024年5月、福岡県大牟田市で)
国立病院機構大牟田病院(2024年5月、福岡県大牟田市で)

 大牟田病院での虐待について調査を行った第三者委員会は昨年10月、「適正な懲戒処分がなされていない。グループの指導・監督責任が果たされていない」とする提言書をまとめていた。

 グループの懲戒処分を巡っては、利害関係のある会社から不適切な接待を受け、情報漏えいした職員ら3人を停職15日などにしたが、報道機関には発表せず、ホームページで約3週間掲載しただけだったことを読売新聞が今年3月31日に報じた。

 グループは「今回は社会的にも重大な案件なので記者発表した」としている。

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