県内初、小中一貫の義務教育学校「六戸学園」開校 

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壁3面にプロジェクター映写が可能な最新式の教育機材のデモンストレーション(六戸学園で)
壁3面にプロジェクター映写が可能な最新式の教育機材のデモンストレーション(六戸学園で)

 六戸町で1日、県内初となる小中一貫教育の義務教育学校「六戸学園」が開校した。校歌が披露された体育館での式典の後、出席者は木造3階の校舎を見学し、全教室に配備された電子黒板などの説明を受けながら、新しい教育現場を確かめた。

 六戸学園は閉校した六戸高校の跡地に建てられ、総事業費は約86億円。町立小中学校5校を全て同学園に集約し、児童生徒数は800人余り、教職員数は約80人となる。9年間の義務教育を従来の「6・3」制から「4・3・2」制として学びの質の向上を目指す。

 佐藤 陽大あきひろ 町長は「包括的な環境の中で、子どもたちが今後50年先の将来に向かって、生き生きと学習できる学校になるものと考えます」と式辞を述べた。

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