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紀美野 閉校式 生徒ら惜しむ

小川町長(手前)に校旗を返納する喜多校長(紀美野町で)
小川町長(手前)に校旗を返納する喜多校長(紀美野町で)

 少子化の影響で、紀美野町では今春、町立中学校2校が一つになる。創立42年の美里中で22日、閉校式が行われた。

 生石高原に近い中山間地にあり、生徒は16人まで減った。式典には生徒と卒業生ら約120人が出席した。

 喜多智英校長は「学校がなくなることに断腸の思いをされていると思うが、それぞれの思い出を忘れずにいてほしい」とあいさつ。

 3年の鞍結姫乃さん(15)は「青春がたくさん詰まった中学が閉校するのはさみしいが、美里中に通えてよかった。この環境で出会った仲間や経験は、今後の人生の宝物だ」と述べ、学びやとの別れを惜しんだ。喜多校長は小川裕康町長に校旗を返納した。

 この後、出席者が交流。最後に喜多校長が「ありがとう。美里中学校」と呼びかけると、出席者は42年の歴史にちなみ、42秒間の拍手をし、会場を後にした。

 もう一つの中学校の野上中でもこの日、閉校式が実施された。

 町教育委員会によると、野上中の校舎を利用し、紀美野中を4月に新設する。約130人が学ぶ予定。遠方の生徒が通学できるよう、スクールバスを運行する。

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