トルコの検察当局、エルドアン大統領の政敵・イスタンブール市長を汚職容疑で拘束
完了しました
【カイロ=西田道成】トルコの検察当局は19日、タイップ・エルドアン大統領の政敵で最大都市イスタンブールの市長エクレム・イマモール氏を汚職などの容疑で拘束した。イマモール氏は2028年に予定される次期大統領選の有力候補の一人と目され、ロイター通信などによると、最大野党・共和人民党(CHP)が近く候補指名するとみられていた。
検察当局によると、非合法組織への関与や贈収賄などの容疑でイマモール氏ら関係者約100人を拘束するよう指示が出た。エルドアン政権は野党への弾圧を強めており、拘束は政治的策略だとの見方も出ている。イマモール氏は19日、SNSに投稿した動画で「圧力には屈しない」と述べた。
拘束に先立ち、イスタンブール大学は18日、不正行為があったとしてイマモール氏の学位を取り消したと発表した。トルコでは大学の学位がなければ大統領選に立候補できず、イマモール氏は「違法な決定だ」と反発していた。
国際ニュースを英語で読む