ススキノ切断遺体、父親と母親は現在自宅とは別の場所で同居…保釈当初は互いの接触を禁じられていた
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札幌市ススキノ地区のホテルで2023年7月、頭部を切断された男性(当時62歳)の遺体が見つかった事件を巡り、死体遺棄と死体損壊の各ほう助罪に問われた田村浩子被告(62)と、夫で精神科医の修被告(61)は、いずれも裁判所から保釈が認められており、現在は頭部の保管と損壊が行われた札幌市厚別区内の自宅とは別の場所で同居している。
娘の瑠奈被告(31)(殺人罪などで起訴、精神鑑定中)を含む親子3人の身柄拘束は23年7月24~25日の逮捕に始まり、保釈の許可を得るまでに浩子被告は約11か月、修被告は約1年4か月を要した。この間、浩子被告については4回、修被告も6回の保釈請求が繰り返されたという。
さらに保釈された当初は、「証拠隠滅の恐れ」などを理由に互いの接触を禁じられたため、両被告は夫婦でありながら離ればなれに暮らすことになった。見かねた弁護人が2月10日、接触禁止の解除を地裁に請求。地裁も「2人が社会生活を送る上で必要だ」として解除を認め、札幌高裁も検察側の異議を退けた。
残る瑠奈被告は2度目の精神鑑定が続いており、両被告も娘とは面会できずにいる。鑑定の終了時期は判然とせず、公判が始まる見通しも立っていない。