コンビニじゃなくて「コストコ富士」、撮影の新名所に…トラブル懸念小さく「盛り上がり」期待
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山梨県南アルプス市で、4月開業予定の会員制大型量販店「コストコ」に富士山がのっているように見える様子が「コストコ富士」として話題になっている。同県では昨年、似た構図の「コンビニ富士」を撮影しようと外国人旅行客が殺到してトラブルになった。コストコ富士は隣接する広大な施設から撮影できるため、トラブルの懸念は小さく、関係者は人気スポットになることを期待している。
コストコ富士が見えるのは、「コストコホールセール南アルプス倉庫店」の隣接地に市が誘致し、キャンプ場や直売所などを備えた体験型複合施設「fumotto(フモット)南アルプス」の地域交流エリア。昨年末、店舗の外壁に赤色の文字で「COSTCO」と記した看板が設置されると、「映える」と評判となった。
フモットでは「逆さ富士」も楽しめる。岩を加工した、光沢のあるテーブルの上面に富士山が反転して映るもので、撮影した同市の会社員(51)は「外国人も含めてこの場所を知る人が増えれば、地元も盛り上がると思う」と笑顔を見せた。
県内では昨年、富士河口湖町のコンビニで撮影目的の外国人観光客が道路に出るなどして問題となった。しかし、フモットの地域交流エリアは3・1ヘクタールあり、各所で富士山が見える。コストコ富士が撮影できる東端は訪れる人も少なく、トラブルの可能性は低いという。
フモットの広報担当の長田実奈美さん(39)は、「コンビニと違って敷地が広く、思い思いの写真を撮れる。撮影する人は日増しに増えてきている」と話している。