楽天モバイル不正接続、中高生2人を再逮捕…他人の通信回線と1万件のクレカ情報でスマホなど購入か
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「楽天モバイル」のシステムに不正接続し、通信回線を契約したとして中高生3人が逮捕された事件で、警視庁は18日、他人のクレジットカード情報で商品を不正購入したなどとして、このうち2人を私電磁的記録不正作出・同供用や詐欺などの容疑で再逮捕した。中高生は違法サイトから約1万1000件のカード情報を入手した上、契約した他人名義の通信回線で買い物をしており、警視庁は発覚を逃れる目的だったとみている。
3人は生成AI(人工知能)を悪用して作成したプログラムを運用し、楽天モバイルの回線を契約するため、同社のシステムに約22万件の不正接続を繰り返していた。秘匿性の高い通信アプリ「テレグラム」を通じて購入した約33億件のIDを使っていたが、さらに米国の違法サイトから国内外の利用者の1万件超のカード情報も購入していた。中高生がネット上の違法情報に容易に接触している実態が浮き彫りになった。
再逮捕されたのは、岐阜県大垣市の高校1年(16)と、東京都立川市の中学3年(15)の男子生徒。
捜査関係者によると、大垣市の高校生は昨年3月、他人のカード情報を使って通販サイトでスマートフォン計3台(約15万円)の購入を申し込み、翌4月に別の1台を購入した疑い。立川市の中学生は、昨年9月、他人のカード情報で入金した電子マネーを使い、家電量販店からゲーム関連商品計7点(約4万円)をだまし取った疑い。いずれも容疑を認めている。
2人は昨年5~8月、滋賀県米原市の中学3年の男子生徒(15)とともに、他人のIDとパスワード(PW)で楽天モバイルのシステムにログインし、通信に必要な「eSIM」計105回線を契約したとして、先月、不正アクセス禁止法違反などの容疑で逮捕された。
3人は他人のカード情報を大量に購入した上で、不正に契約した同社の通信回線で、ゲーム機やスマートフォン、化粧品など計約350万円分をカード決済などで購入していた。