手塚治虫との握手は「フワフワした柔らかい手だった」…「ジョジョ」の荒木飛呂彦さん、新人時代の邂逅語る
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「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズで知られる人気漫画家、荒木飛呂彦さん(64)のトークショーが15日、兵庫県宝塚市の宝塚ホテルで開かれた。市立手塚治虫記念館開館30周年を記念したイベントで、市ゆかりの手塚治虫とのかかわりなどについて語った。
荒木さんは仙台市出身。1980年に集英社の「手塚賞」で準入選となり、86年から、週刊少年ジャンプで「ジョジョ――」の連載を開始した。シリーズは9部まで進み、アニメやゲーム、映画化もされ、国内外で人気を集めている。
宝塚を初めて訪れたという荒木さんは新人時代に手塚と握手したことに触れ、「達人らしく、フワフワした柔らかい手だった」と振り返った。今回、手塚の代表作「ブラック・ジャック」の単行本第1巻を読み直し、「今読んでも衝撃の展開で古さを感じさせない」と評し、多くの手塚作品の影響を受けて、創作にあたっていると明かした。
トークショーは定員800人に対して10倍以上の申し込みがあり、宮城県や福岡県から参加した人もいた。ファンらは、披露されるエピソードにうなずき、熱心に聞き入っていた。