長野地裁松本支部(3月3日)
殺人の罪に問われた被告の裁判。長野県下諏訪町の望月大輔被告(42)は2022年、当時勤務していた塩尻市の介護施設で入所者の77歳の女性に向精神薬を飲ませ、薬物中毒により死亡させたとされています。
3月14日の裁判で検察側は「自分に処方された向精神薬を飲ませるとどうなるか知りたいという身勝手な動機から死の危険を伴う人体実験をしたに等しい」などと指摘。
懲役17年を求刑しました。
一方、弁護側は、「当時はうつ状態にあり、心神喪失で責任能力はない」などとして無罪を主張しました。
判決は3月26日です。