イスラエル軍の「顔」、ハガリ報道官が退任…政権に反する発言で事実上の解任か
完了しました
【エルサレム=福島利之】イスラエル軍は7日、ダニエル・ハガリ報道官の退任を発表した。ハガリ氏は一昨年10月にパレスチナ自治区ガザで戦闘が始まって以降、連日の記者会見で軍の「顔」となっていたが、最近はネタニヤフ政権に反する発言を度々して政権幹部から非難されていた。事実上の解任とみられる。
ハガリ氏は率直な発言で国民に人気だったが、昨年6月にはネタニヤフ政権が「壊滅」を宣言するイスラム主義組織ハマスについて、「壊滅できない」と発言し、昨年12月には首相への軍事機密情報の伝達を合法化する法案を「兵士の命を危険にさらす」と批判していた。予定されていた少将から中将への昇進は政権幹部に阻止されたという。