北海道の女子高生殺人、内田被告は宣誓拒否で開廷4分後に退廷…「舎弟」の女とも目合わさず
完了しました
北海道留萌市の女子高校生(当時17歳)を旭川市の神居大橋から転落させて殺害したとして、殺人罪や監禁罪などに問われた女(20)の裁判員裁判は3日、旭川地裁で友人の内田
内田被告は午前10時27分、黒色の長袖とズボンという服装に白色のマスクを着用して出廷。続いて「舎弟」と呼んでいた女が入廷したが、互いに目を合わせることなく同30分の開廷時間を迎えた。
民事か刑事かを問わず、裁判の証人は尋問開始前に「偽りを述べない」と宣誓しなければならない。しかし、内田被告は宣誓を求める小笠原義泰裁判長に「同じ内容の裁判(自分自身の裁判員裁判)を控えているので、ここでは話したくありません」と返答。宣誓拒否で刑事罰を科される可能性を示唆されても応じず、わずか4分ほどで退廷することになった。
今回の事件では、被害者の転落状況に関する客観的な証拠がなく、女側は2月27日の初公判で「内田被告が背中を押した後、被害者が欄干から落ちた」などと主張していた。これに対する内田被告の反論は、尋問拒否を踏まえて供述調書で代用することになり、被告の退廷後に検察官が調書の一部を朗読。「欄干に座らせた被害者の背中を一度押したが、転落はしなかった」とする捜査段階の説明が明らかにされた。
調書によると、内田被告は「駐車場に向けて歩いていたところ、『キャー』という声に続いて『ダン』という音が聞こえた。被害者は自殺したと思った」とも述べていたという。
調書の朗読後は、両被告が橋で被害者に殴る蹴るの暴行を加えている際、内田被告とSNSのビデオ通話機能で会話していた少年が証人として出廷した。
ただ、少年も両被告が全裸で欄干に座る被害者に「落ちろ」「死ねや」と迫っている場面は見たものの、その後はスマートフォンの画面が真っ暗になったといい、「内田被告の『早く行こう』という声や足音が聞こえる程度だった」と述べるにとどまった。
少年は検察側の尋問に対し、女から「被害者は川に落ちていない」と聞かされていたとも説明。被害者の死を知った際の心境について、「梨瑚さんらに殺されたんだと思った」と振り返った。