ヒズボラ戦闘員のポケベル爆発、モサド長官「洗練された手法で抜け目なく計画」と公式に関与認める
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【テルアビブ=福島利之】イスラエルの対外情報機関モサドのダビッド・バルネア長官は25日、テルアビブ大学で講演した。レバノンで昨年9月に起きたイスラム教シーア派組織ヒズボラの戦闘員らが持つポケットベルと無線機の爆発について、バルネア氏は「モサドの工作員によって創造的に洗練された手法で抜け目なく計画された」とモサドの関与を公式に認め、作戦の一端を明かした。
バルネア氏によると、無線機の爆発は約10年前に計画したが、成果は限定的と判断し、ポケベル爆破の下準備を2022年末までに整えた。ポケベル500個は、イスラム主義組織ハマスの奇襲があった23年10月の数週間前にはレバノンに到着していたという。数千個のポケベルと無線機は2日連続で爆発し、ヒズボラの戦闘員ら約40人が死亡、約3000人が負傷した。