百条委県議2人が情報提供、維新「ダメージ計り知れない」…党創設の橋下氏「違反集団は解散したらどうや」
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兵庫県知事の内部告発問題を巡り、県議会百条委員会メンバーだった日本維新の会の県議2人が政治団体「NHKから国民を守る党」党首の立花孝志氏への文書や音声データ提供に関与したことの波紋が、維新内で広がっている。少数与党の国会で存在感を見せつつあった中、「党勢へのダメージは計り知れない」との声も漏れる。2人はなぜ、このような行動に及んだのか。
■「強い思い」
「ルール違反になると葛藤したが、(告発者の男性職員が)文書を作成した背景を県民が知らないまま選挙が行われるのが正しいのかという、非常に強い思いがあった」。増山誠県議(46)は19日夜、インターネット番組でこう語った。
増山氏は昨年10月、知事選へ影響が出ないよう非公開で行われた百条委の証人尋問の音声データを、立花氏に提供した。
音声データでは、片山安孝前副知事が、男性職員(昨年7月に死亡)の公用パソコンから「クーデター」との文言が書かれたメールが見つかったと証言。さらに、告発とは関係のない男性職員の私的情報に触れる発言をしようとして制止された場面が含まれていた。
県議会の会議規則では、秘密会の内容は公表してはならないとされている。地方自治法では、会議規則に違反した場合、除名や出席停止などの懲罰を科すことができるとされている。
百条委副委員長だった岸口実県議(60)は昨年11月1日、民間人とともに立花氏と面会。2人のどちらかが文書を提供した。文書の作成者はわかっていないが、文書には、先月亡くなった竹内英明前県議が斎藤元彦知事を陥れた「黒幕」との記述があった。