サンドラがみる女の生き方

乳首解放する自由とは?ベルリンの市営プールは女性もトップレス

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近年、これまでの常識や価値観といったものがすごい勢いで変化しています。たとえば、少し前のビジネスシーンにおいては、女性はストッキングにパンプス、スカート姿がマナーでしたが、現在は見直されつつあります。

また、トイレは「男女をキッチリ分ける」ことが日本でも世界でも当たり前でしたが、いま、世界の先進国ではLGBTQに配慮して、ジェンダーレストイレも作られるようになりました。

「公共の場でどんな格好をするのがふさわしいか」という価値観も、近年ガラリと変わりつつあります。そして今年の春から、ドイツのベルリンでは、 市営プールで女性もトップレスで泳いでよい ことになりました。

女性だけ「トップレス不可」は性差別

写真はイメージです
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現地の報道によると、ことの発端はLotte Miesさんという女性が、昨年の12月にベルリンのカウルスドルフ(Kaulsdorf)という地域の市営プールで、トップレスで泳いだことでした。これを問題だと見なしたプールの職員は警察を呼び、Lotteさんを追い出した上で、出入り禁止にしました。

しかし、Lotteさんが「男性はトップレスで泳ぐことが許されているのに、女性だと警察に通報され、出入り禁止になるのは差別だ」として、ベルリンの上院司法・多様性・反差別局のオンブズマン事務所に不服申し立てをしたところ、当局は彼女の主張を認めました。

「女性だから」乳房を覆うことを強制するのは、性差別だというわけです。今年の春から、ベルリンでは性別に関係なく、全ての人が市営プールでトップレスで泳ぐことができます。

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プロフィル

サンドラ・ヘフェリン
サンドラ・ヘフェリン
コラムニスト
ドイツ・ミュンヘン出身。日本在住20年以上。日本語とドイツ語の両方が母国語。自身が日独ハーフであることから、「多文化共生」をテーマに執筆活動中。ホームページ「ハーフを考えよう!」。著書に「なぜ外国人女性は前髪を作らないのか」(中央公論新社)、「体育会系 日本を蝕む病」(光文社新書)など。新著は「ドイツの女性はヒールを履かない――無理しない、ストレスから自由になる生き方」(自由国民社)。
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