ソニーが手放したaiwa、再生目指す地方企業
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「ラジオにはこだわりたい」
――製品ができるまでの流れを教えてください。
商品企画はアイワでやっているので、(商品のコンセプトを設定し)「こういう商品を作ってほしい」とお願いします。基本的な設計から開発までは取引先にやってもらっていますが、一部の仕様などはアイワで設定しています。今回の(アイワの)製品には、すべて日本で設計から生産までを行っているものもありますし、海外で生産しているものもあります。
――日本で設計から生産までを行う製品とは?
まずは(十和田オーディオが作る)ラジオですね。あるメディアの防災関係のプロジェクトに絡んで、防災キットを販売するのですが、その中にアイワのラジオが入っています。ランタンも付いています。今は防災キットの中の商品ですが、単体での販売もできればと思っています。
――ラジオの生産にはそれほど高度な技術を必要としないと思います。あえて日本で作るのはなぜでしょうか。
十和田オーディオは元々(ソニーの)ラジオの受託生産をしている会社です。ラジオはやはり「自前」にこだわりたかった。「十和田製のラジオ」には、一部に熱烈なファンがいるんです。全てソニーブランドで販売しているんですが、マニアの方は「十和田製」であることを知っています。「ソニーの『十和田製』のあのラジオがいい」という人もいます。ほかにも、十和田オーディオが手掛ける商品のラインアップを増やしていきたいと思います。
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