美容医療トラブル急増、けがなどの危害相談も…高額な施術勧め「今すぐ施術が必要」とせかす 

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 脱毛などの美容医療を巡るトラブルについて、兵庫県は、県内でも相談が急増しているとして、注意を呼びかけている。2023年度、県内の消費生活センターで受け付けた相談件数は、計214件で前年度の1・5倍。そのうち、けがなどの危害の相談は35件(前年度比1件増)あり、県は「契約や施術の前に、使用する薬などの効果だけでなく、リスクや副作用もよく確認してほしい」としている。(増田博一)

 県立消費生活総合センターのまとめによると、23年度に受けた相談で最も多かったのは、脱毛(68件)で約32%を占めている。ほかには発毛・増毛(16件、約8%)、シミ・クマとり(8件、約4%)、脂肪吸引(7件、約3%)なども多かった。

 契約当事者の年代別で見ると、20歳代が75人(約35%)と最も多く、40歳代の42人(約20%)、30歳代の33人(約15%)と続いた。男女比では、3分の2近くが女性(139人)だった。

 特に増えているのが、高額契約での金銭トラブル。「安い薬剤では効果がない」などとして高額な施術を強く勧めてきたり、「今すぐ施術が必要だ」などとせかしてその場で契約や施術をするよう迫ってきたりするケースもあるという。

 特定商取引法では、期間が1か月以上で、金額が5万円を超える「脱毛」「脂肪の溶解」「歯のホワイトニング」など一部の美容医療の契約について、契約書を受け取った日を含めて8日以内ならば無条件で申し込みの撤回、解除ができる「クーリングオフ」や中途解約の対象となる。

 県は「今すぐ必要な施術なのか、ローンなど分割払いを勧められても長期間支払えるのか、慎重に検討することが大事だ。契約後も解約できる可能性があるので、困ったら相談してほしい」とし、消費者ホットライン(188)の活用などを呼びかけている。

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