皆さんこんにちは!テツメモです。
今回ご紹介するのは『神威/KAMUI』という画期的なサービスです。
ついに専門家AIを自由自在に作れる時代が到来しました。
神威/KAMUIは、株式会社KandaQuantumの元木さんが開発しています。
このシステムは、大規模なソフトウェア開発とリバースエンジニアリングを支援し、複雑なシステム構造を3D空間で可視化する革新的な機能を提供します。
神威/KAMUIは月額80ドル(約1.2万円)から利用可能ですが、プロダクトの価値が高いため徐々に値上げしています。AIとの対話を通じたシステム構造の修正や、最新のLLMモデルとの連携機能を備えています。特に、システムの依存関係を立体的に表示し、フロントエンドからバックエンドまでの相互関係を直感的に理解できる点が特徴です。
と、かなり専門的に説明しましたが神威/KAMUIは日々爆発的なスピードで進化し続けており、2024年12月30日時点ではコード、画像、動画、音声、スライド、記事、アーキテクチャ図なども一括生成できちゃってます!
神威/KAMUIは自然言語で指示をした後、AIがYAML形式で明確な指示書を作成します。
AIがその指示書に従って複数のAIエージェントを同時駆動させ、開発、画像、動画、記事、音声、スライド、アーキテクチャ図などあらゆる”創造”するコンテンツを超高速生成。AIエージェントのオーケストレーションが実現する業務革命を徹底解説します!
神威/KAMUIで制作された「神威/KAMUIのCM」 👇️
🔗AI駆動型大規模リバースエンジニアリングシステム 神威/KAMUI - Arcana
🔗魔法、群知能、デジタル生命 Babel・Zoltraak開発者の頭の中
神威/KAMUIを使ったことが無い方でも、この未来を先取りしている革新的なサービスの魅力が伝われば幸いです♪
神威/KAMUIは、従来のAI活用の概念を大きく変える革新的なシステムです。個々のAIツールを別々に使うのではなく、複数のAI(エージェント)を同時に走らせ、あたかもオーケストラの指揮者のように統率することができます。
神威/KAMUIの心臓部となるのが、YAML形式で書かれた「グリモワール(魔導書)」です。
ではYAMLとは何でしょうか?
◆yaml形式の記述 👇️
# YAMLの基本構造例
task
type スライド生成
industry 金融
pages 10
style
color gold
tone professional
YAMLは人間にも読みやすく、かつAIにも正確に理解できる形式です。まるでレシピのように、作りたいものの構造を階層的に記述できます。
◆yamlを画像生成に応用した事例 👇️
従来のAI活用:
神威/KAMUI:
◆yaml形式でAIエージェントへの指示内容が階層ごと細かく設定してある
神威/KAMUIを使うことで、例えば自然言語で「暗号資産トレンドのプレゼン資料5枚と関連画像を3枚」という指示から、スライドのデザイン生成、文章作成、画像生成などを複数のAIが同時に行い、一貫性のある完成度の高い資料のベースを数分で作り上げることができます。
ワンポイントTips:YAMLの理解は慣れるまで少し時間がかかりますが、階層ごとの指示が統一されているので、序盤が理解できると中盤と後半はその繰り返しなのでわかりやすいです。
基本的にはChatGPTなどを利用し、「◯◯についてyamlで整理して」と指示すればyaml形式でまとめてくれます。そちらをベースに、少しずつカスタマイズしていくことをおすすめします!
あまりにもできることが多く、エキサイティングな神威/KAMUIの世界にワクワクしてきたと思います。この章では、この革新的なシステムの「心臓部」となる仕組みについて、できるだけわかりやすくご紹介していきます。
神威/KAMUIを使う上で根幹となる「ツクヨミ」について説明しましょう。
ツクヨミは、まるで優秀な指揮者のように、複数のAIエージェントたちを効率的にコントロールします。
そして、「ツクヨミ」が動く元となる”楽譜”に最初の指示を出すのは「神威/KAMUI」の使い手であるあなた(User)になります。
例えると...
という関係性です。指揮者は楽譜を見て、各演奏者に適切なタイミングで指示を出し、美しいハーモニーを作り出します。
ツクヨミも同じように、YAMLの指示書を読み取り、適切なAIエージェントに最適なタイミングで指示を出していくんです!
グリモワール(Grimoire)は、直訳すると「魔導書」です。上記の例では「楽譜」のことですね。
神威/KAMUIでは、AIエージェントたちへの詳細な指示を記したYAML形式の設計書のことを指します。
グリモワールの指示書を元に、各AIエージェントが指示通り動きます。
以下は指示書の抜粋ですが、content:の部分を見てみると、AIにどんな動きをしてほしいのかが日本語でわかりやすく書かれていますね 👇️
src:
structure.yaml:
content: |-
プロジェクト構造の説明
- プレゼンテーション資料(5枚)と関連画像(3枚)を生成する
- 資料は暗号資産トレンドをテーマとする
- 画像は資料の内容を補完する
- 各ファイルには適切なAIモデルとAPIを選定する
- 依存関係を明確にする
agent選定理由: claude-3-5-sonnet-20241022は、プロジェクト全体の構造を把握し、各ファイルの生成を適切に管理できるため、このプロジェクトの全体的なコーディネーターとして最適です。
api: []
dependency: []
agent: "claude-3-5-sonnet-20241022"
api: []
ツクヨミは、この指示書を元にAIエージェントたちを動かして成果物まで導きます。
一方で、このグリモワールに意味のわからないことが書かれていたらどうなるでしょうか?当然これは指示書なのでAIはその通り動き、望んでいる結果と違うものを生成してしまいます。
だからこそ、この出力の根底となるグリモワール(指示書)は神威/KAMUIにおいて非常に重要になります。
では実際に神威/KAMUIを使って「暗号資産トレンドのプレゼン資料5枚と関連画像を3枚」を作ってみましょう。
神威/KAMUIに対して以下のようなステップで進めていきます。:
神威/KAMUIによって、スライドや画像を一気通貫して生成でき、ゼロイチのアウトプットが爆速で行うことができます。
ここで60点から70点まで生成し、最後はCursorで調整する流れがとてもスムーズで良いです♪
神威/KAMUIの真骨頂は、yaml形式で書かれたグリモワールの”転用”です。
これは明確な指示書となっているため、これを元に別なコンテンツを生成することで成果物の”安定”が図れます。
神威/KAMUIを使う上でオススメの流れは、
ワンポイントTips:はじめは少ないスライドや画像数でチャレンジし、良いレイアウトやデザインになったらそのグリモワールを保存。
それをベースに枚数や画像数を増やすことで安定出力できます。
うまくいったグリモワールは必ず保存しておくことをおすすめします。「あのときのいい感じだったやつ」を再利用できるようになると、どんどん効率が上がっていきますよ!
※2025年1月18日追記:
神威/KAMUIには「グリモワール図書館」というページが用意されています。
これは神威/KAMUIを使ってアウトプットしたノウハウを共有できるページです。
ここには、画像、動画、音声、3D、スライド、図解等々、日々クリエイトされた「yaml」が保存されているので、これをコピーして神威/KAMUIに貼り付けるだけで再現可能です。
「神威/KAMUIの使い方がいまいちわからない!」という方が、まずはじめにグリモワール図書館から気になるコンテンツを探して、yamlをコピーして実行してみましょう!
再現するのはこちら 👇️
1.気になるグリモワールをクリック
2.yamlをコピー
3.神威/KAMUIを開いて「a」など一文字入力して実行
4.コードエリアに生成された内容を全削除
5.神威/KAMUIのコードスペースにグリモワール図書館でコピーしたyamlを貼り付け
6.フォルダ構造等がすべて再現される
8.グリモワールの指示通り、画像と音声が生成され、再現完了
9.チャット欄に指示をしたり、直接yamlを修正して「実装」を押せば、変更が反映されます
このようにグリモワールがあれば誰でも公開されている作品を再現できますので、まずはここから神威/KAMUIを試してみてください♪
ワンポイントTips:はじめは神威/KAMUIの使い方がわからなくても、とりあえずグリモワール図書館に行って、気に入ったyamlをコピペして実行してみる。まずはここから出力の楽しさを体験して少しずつアレンジを楽しみましょう!
さあ、基本的な仕組みが分かってきたところで、次章では神威/KAMUIで実際に何ができるのか、その全貌に迫っていきましょう! ワクワクが止まりませんね!
みなさん、ワクワクが止まらない神威/KAMUIの世界、どんどん進んでいきましょう!
今回は、神威/KAMUIが秘める"魔法のような力"の全貌に迫ります。なんと!たった1つの指示から、画像、動画、音声、文書まで...あらゆるコンテンツを爆速で生成できちゃうんです!
神威/KAMUIはコード、文書、画像、動画、音声、アーキテクチャ図、スライドなどあらゆる”創造”が1つのツールで実現します。
ここでは現時点で何が創造できるのかを見ていきましょう!
現在神威/KAMUIで使える画像生成はこちら
特にGoogleのImagen3はとても高性能ですのでオススメです。
神威/KAMUIならブランドの世界観を完全再現するため生成が可能。一度の指示で数十枚の画像を一括生成できる。
さらに、驚異的な再現性を誇り、同じクオリティの成果物を何度でも作成できます。ブランドの統一性を保ちながら、多様な用途に対応するビジュアルを簡単かつ効率的に生みだせます。
◆神威/KAMUIによる一貫した画像生成 👇️
神威/KAMUIではLuma AIを採用
Luma AIは、テキストや画像から高品質な3Dモデルを自動生成するAIツールです。スマートフォンで撮影した動画や写真から3Dモデルを作成でき、NeRF技術を使用して詳細な3Dモデルを生成します。2024年には、テキストや画像から高品質な動画を生成するDream Machineも発表され、クリエイティブな可能性が広がっています。
◆神威/KAMUIによる美しい動画生成 👇️
神威/KAMUIではElevenLabsを採用
ElevenLabsは、AIを活用して高品質な音声を生成するツールです。テキストから自然な音声を作成でき、28以上の言語に対応しています。音声クローン技術により個人の声を再現可能で、感情やシーンに合わせた調整もできます。動画ナレーション、オーディオブック制作、多言語コンテンツなど、幅広い用途に活用できます
◆神威/KAMUIを使いニュースコンテンツを作成 👇️
文書やアーキテクチャ図、画像の同時生成だけじゃなく、コンテンツの構造を3D空間として把握することができます。
◆例)走れメロスの物語がどのような構成になっており、どのコンテンツを拡充させたほうが良いのか等、見える化しながら制作を進められます。
◆神威/KAMUIで文書やアーキテクチャ図、スライド、画像の同時生成
従来ならMarp形式のスライドはVSCodeやCursorなどでプレビューしたり、MarpWebEditor等でコードを貼り付けて見える化していました。
神威/KAMUIなら、スライドプロット作成、画像生成、スライドへの画像挿入もオールインワンで作成可能です。
これは本当に感動モノです!グリモワールが詳細に書かれているため、絵本のストーリー、内容に合致した一貫した画像が生成されます。
神威/KAMUIの醍醐味は個人エンジニアでも大規模システムを構築するレベルのコードを一気に生成できる点です。
エンジニアの方はコードを一気に生成し、3D空間で全体像を可視化し、どのソースが足りていないのかを見える化して拡充することができるでしょう。
■神威/KAMUIでAirbnb風のサイトを作成
■神威/KAMUIでコーポレートサイト風の作成
神威/KAMUIで生成したコードをCursor等で編集するステップはkkさんの記事がとても参考になります。
boltもGitHubのOSSをサクッと開けますが、あくまでクローン化。神威は『俯瞰』して本質を見える化する点が凄いです。
神威/KAMUIによるリバースエンジニアリング
自然言語でプログラムの中身は変えず、抽象度の高い視点で全体構造を再構築できる!
まさに”神威=空間を操る”の具現化!
日々進化する神威/KAMUIですが、html生成の領域へ突入中です。
HTMLプレビューは、コーディング作業中にリアルタイムで変更内容を確認できる優れた機能です。開発者はブラウザを起動することなく、エディタ上で即座にデザインや機能の確認が可能となり、作業効率が飛躍的に向上します。
また、レスポンシブデザインの確認やクロスブラウザ互換性のチェックも容易になり、高品質なウェブサイト制作をスムーズに進めることができます。
もうすでにお気づきだと思いますが、月額80ドル(1.2万円)でここまでクリエイティブ作業を無制限で行えるツールがあったでしょうか?
さらにチャットできるLLMもClaude 3.5 Sonnet、Gemini 2.0、ChatGPTのo1モデルなど常に最新モデルにアップデートされています。
「神威/KAMUIでは何ができるのか?」という問い自体が無意味で、あらゆる創造をどのように”指揮”して生み出すのか?という点に集中することができます。
それが進化し続ける「神威/KAMUI」です。
ワンポイントTips:神威/KAMUIで重要なのは「自然言語でどのように指示をするのか」です。つまり”プロンプト”ですね。これは神威/KAMUIのチャット欄で対話しながら作り上げていくことができます。AIと対話を繰り返しながら創造する”自然言語プログラミング”を体験をしてみてください♪
ここまで神威/KAMUIについて読んで気づいたと思いますが、神威/KAMUIは適当にアイデアを投げるだけで具現化させるのは難しいです。
グリモワールが指示書としてしっかり記述されていなければ、ツクヨミがAIエージェントに出す指示がちぐはぐになり、思い通りの成果物が得られません。
逆に、自然言語でしっかり神威/KAMUIに指示したり、うまく行ったときのグリモワールを流用すれば成果物が安定します。
では、このようなノウハウはどのように知ることができるでしょうか?
試行錯誤でたどり着ける場合もありますが、神威/KAMUI契約者限定で入れる「神威/KAMUI日報」がものすごく有益です。
生成AI塾を主催し、神威/KAMUIを単独で開発している元木さんの「開発進捗」や「AIトレンドの考察」を交えた動画を見て、学ぶ事ができます。
要するに、充実しすぎて受講者の満足度も極めて高い生成AI塾主催者の元木さんの限定講義が受講でき、チャットでの質問にも答えてくれます。
これだけでも神威/KAMUIの価値は非常に高いのではないでしょうか。
※項目のみ抜粋して紹介
📈 主要な進捗
🔍 注目の技術開発
⚡ 今後の展開
ワンポイントTip:神威/KAMUIは感覚的に使うこともできますが、日々更新される「神威/KAMUI日報」をしっかりと視聴することが大切です。元木さん自身が試行錯誤した知見を動画で紹介してくれますし、最新トレンドと組み合わせて詳しく解説してくれます。
ワクワクが止まらない神威/KAMUIの世界、どんどん実践的な事例へと踏み込んでいきましょう!今回は、神威/KAMUIで生成されたコードをダウンロードし、高性能AIエディタの「Cursor」で編集から完成までのプロセスを一部ご紹介します。
神威/KAMUIとCursorを組み合わせることで、驚くほど効率的な開発が可能になります。実際の開発フローを見ていきましょう
ワンポイントTips:開発時は、まず小規模な機能から始めて、動作確認をしながら徐々に機能を追加していくアプローチがおすすめです。神威/KAMUIではコードの大量生成が可能ですが、実際のビジネス要件に合わせて微調整が必要になることもあります。Cursorとの併用で、その調整作業も驚くほど効率的に進められます!
神威/KAMUIがもたらす可能性について、現時点で確認できている機能と、今後期待される展望をご紹介します。
神威/KAMUIの特徴的な機能から期待される効率化のポイントをご紹介します。
神威/KAMUIの設計思想における重要なポイント:
現在開発中および検討段階の機能について:
✅️開発分野
✅️コンテンツ制作
神威/KAMUIの進化を見ていると、この先の展開は予想を上回る世界観を見せてくれると思います!
いかがでしたか?神威/KAMUIが切り拓く、驚きと感動のテクノロジーの世界...!
AIを”使う”から”指揮する”というAIエージェントオーケストレーションという新しい概念から、実践的な事例まで幅広くご紹介してきました。でも、これはまだまだ始まりに過ぎないんです!
■神威/KAMUIの理解を更に深めるTips「エージェント・ワークフロー」について ↓
この記事を読んでくださったみなさんへ、最後にお伝えしたいことがあります...!
神威/KAMUIは、単なるツールではありません。これは、私たちの働き方、創造の仕方、そしてテクノロジーとの関わり方を根本から変えるポテンシャルを秘めた、革命的なサービスです。
ぜひ、この記事を読んでくださったみなさんも、神威/KAMUIの可能性を探求する旅に出かけてみませんか?きっと、想像もしなかった新しい地平が広がっているはずです...!
これからも神威/KAMUIの進化から目が離せませんね。引き続き、最新情報をお届けしていきますので、どうぞお楽しみに!
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