いじめの有無など尋ねたアンケートの回答、児童も閲覧できる状態に…富山市立小・昨年に続き2度目
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富山市教育委員会は28日、市立小学校1校でいじめの有無など学校生活に関する児童アンケートの回答の一部が、児童も閲覧できる状態になっていたと発表した。個人情報の流出は確認されていないという。
アンケートは15日から3~6年生と特別支援学級の児童547人を対象に行われた。アンケートを担当する教員が21日午前8時頃、誤って児童も結果を見られるように設定してしまい、326人分の回答が閲覧可能な状況になったという。22日午前8時半頃に別の教員から指摘を受け、結果を削除した。
結果には回答内容を集計したグラフや児童の名前、いじめに関する自由記述が載っていた。31人の児童が回答をみたが、個人情報に関わる部分は閲覧していないという。
遡って調査したところ、同校では昨年10月にも、同種のアンケート結果をまとめた表が児童も見られる状態だったことが判明。21人の児童がみたが、個人情報が掲載された部分は見ていないという。
市教委による市立小中学校教育用クラウドの利用要領などによると、教職員のみが知り得る情報は、クラウド上で保存しないこととしている。この日開かれた記者会見で、市学校教育課の河原弘幸課長は「直接の原因はヒューマンエラー(人為的ミス)だが、クラウド利用におけるコンプライアンス違反が最大の原因」として、謝罪した。