ヨーカドー花巻店が閉店へ…市中心部の大型施設、25年めどに事業継承
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セブン&アイホールディングス傘下のイトーヨーカ堂(東京)は9日、花巻市の「イトーヨーカドー花巻店」を閉店し、2025年2月頃をめどに、首都圏を中心に食品スーパー「ロピア」を運営するOICグループ(川崎市)に事業を引き継ぐと発表した。市中心部の大型商業施設として30年以上市民の生活を支えてきた店が姿を変えることになる。
花巻店は1988年11月に開店。買い物だけでなく、雇用の場としても長年地域を支えてきた。敷地内にはバスターミナルも設けられ、交通の拠点としても親しまれている。だが、イトーヨーカ堂の「首都圏に店舗を集中する」という方針に沿い、事業承継が決まった。
買い物に来た市内の女性(51)は「地元のスーパーにはないような、値段は少し高いけれど上質な品を扱っていて、特別感がある店。閉店は残念だけれど、引き継ぐ店にもそういう特徴は残してほしい」と話した。
花巻市の上田東一市長は「OICグループが土地・建物を取得し、店舗の営業を続けるとともに、従業員も継続して雇用していくと聞いている。市としてもこれまでと同様に店舗運営に協力していきたい」とコメントした。