旅客機が米軍ヘリと衝突・爆発、ホワイトハウス近郊のポトマック川に残骸…64人搭乗のボンバルディア機
完了しました
【ワシントン=池田慶太】米連邦航空局(FAA)によると、米国の首都ワシントン近郊のレーガン空港付近で29日午後9時頃(日本時間30日午前11時頃)、アメリカン航空の旅客機と米軍ヘリが空中衝突した。機体は近くのポトマック川に墜落したとみられる。米CNNはアメリカン航空の話として旅客機には乗客60人、乗員4人が乗っていたと報じた。ヘリには兵士3人が搭乗していたという。死傷者の有無は不明で、在米日本大使館が日本人が搭乗していたかどうかの確認を急いでいる。
地元警察の発表によると、午後8時53分、ポトマック川上空で航空機が衝突したとの通報があった。米メディアが報じた映像によると、旅客機が空港に向けて下降中、川の上空で爆発が起きた。
旅客機はアメリカン航空5342便で、カンザス州ウィチタを29日夕に出発し、目的地のレーガン空港の滑走路に進入するため飛行中だった。機体はボンバルディアのCRJ700型機で、アメリカン航空のグループ会社のPSA航空が運航していた。
ヘリは米軍が運行する「ブラックホーク」で、米国防総省は米メディアに対し、衝突があったことを認めた。CNNによると、ヘリに政府要人は搭乗していなかった。
連邦捜査局(FBI)は、犯罪やテロを示す証拠はないと説明している。事故を受け、レーガン空港では離着陸が停止された。
現場には警官や消防隊員が急行し、ダイバーなども投入して乗客らの救助活動に当たっている。機体の残骸の一部が水中にあり、数人の生存者が救助されたとの情報もある。
現場は米ホワイトハウスから南に約6キロ・メートル。トランプ大統領は、「レーガン空港で発生した恐ろしい事故について説明を受けた。状況を注視しており、詳細が入り次第、情報を提供する」との声明を発表した。
国際ニュースを英語で読む