部下にパワハラ繰り返した高知大教員を停職…被害者が関わる論文の共著者変更も
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部下にパワーハラスメント行為を繰り返したとして高知大は24日、50歳代の男性教員を停職5日の懲戒処分にしたと発表した。処分は同日付。
大学によると、男性教員は2019~23年の間、部下の教員に対して、本人やその家族の人格を否定する言動を繰り返した。また、必要な説明なしに、同じ教員が関わる論文の共著者を変更し、研究環境を阻害するなどした。
23年に被害を受けた教員からの相談で、大学が調査を開始。男性教員は聞き取りに対して、パワハラ行為の一部を認め、反省しているという。
大学は「被害者の特定につながる恐れがある」などとして、男性教員の所属などを明らかにしなかった。