事故から6年、小2死亡第三者委設置…「時間要した経緯も検証」 

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 2019年に高知県南国市の男子児童が川で溺れて死亡した事故を巡って遺族がいじめの疑いを訴えており、市は19日、いじめの有無を調査するために外部専門家でつくる「南国市いじめ問題専門委員会(第三者委員会)」を開いた。

 事故は同年8月、高知市の下田川で発生。友人4人と川遊びをしていた南国市の小学2年の男子児童が川で溺れて死亡した。

 遺族の要望を受けた同市教育委員会は20年8月、弁護士ら7人を委員に第三者委員会を開催した。しかし、遺族から委員の人選などに要望があり、委員会は同年10月の第2回で一時休止。休止中に2年間の委員任期が終了したため、市は新たな委員の選定を進めていた。

 市総務課によると、今回の人選は各団体の推薦を受け、遺族の了承も得られるなどしたため、再設置に至ったという。

 市役所で開かれた第三者委員会には、弁護士や臨床心理士などの委員5人が出席。終了後に取材に応じた弁護士の曽我智史委員長によると、この日は事実関係を解明するという方針の確認にとどまったという。曽我委員長は「これだけ時間を要した経緯も検証対象になる。関係者の記憶も薄れているので実態解明への影響を懸念している」と述べた。具体的な調査内容は2月に開催予定の次回委員会で決める。

 この日、児童の父親も報道陣の取材に応じ、「息子が亡くなったことの真相究明が、やっと形として進んでいくのかなと思うと、ほっと胸をなで下ろすような思いでいっぱい」と話した。

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