カテーテル処置後に相次ぎ患者死亡、神戸徳洲会がPT発足…処置再開へ監査受ける
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神戸市の神戸徳洲会病院で、循環器内科医(当時)のカテーテル(医療用の細い管)処置後に患者の死亡が相次いだ問題を受け、市の有識者会議が16日開かれた。同病院は、カテーテル処置の再開に向けてプロジェクトチーム(PT)を発足させ、実施体制について市と外部専門医の監査を受けていることを明らかにした。
カテーテル処置を巡っては2023年1~7月、患者の死亡などが続発し、実施を停止した。同病院はカテーテル処置12件を含む計15件を検証対象とし、死亡3件(カテーテル処置1件)を医療過誤と認めている。
この日の会議で同病院は、同じ医師が行った検証対象外のカテーテル処置132件に対する分析結果を公表。同病院は▽輸血を要する合併症が5件発生▽術前の説明不備が49件――などの状況が確認されたとし、「極めて独善的な姿勢でカテーテルに偏重した診療が行われていた」と総括した。
一連の問題への反省から、再開後は専門医2人でカテーテルでの治療戦略を協議するなどの方針を示した。松岡俊三副院長(循環器内科)は「外部のチェックを受け、患者安全を掲げて再開したい」と話した。