都知事選、SNS駆使の石丸伸二氏が善戦…「ネット選対」で支援拡大し若い無党派層の受け皿に

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 7日に投開票された東京都知事選で、政党の支持を受けなかったにもかかわらず善戦した石丸氏。SNSを駆使して急速に知名度を上げ、既成政党への不信を背景に、若い世代を中心とする無党派層の受け皿になったとみられる。

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支持者らの前であいさつをする石丸伸二さん(7日午後8時6分、東京都新宿区で)=高橋美帆撮影
支持者らの前であいさつをする石丸伸二さん(7日午後8時6分、東京都新宿区で)=高橋美帆撮影

 石丸氏は安芸高田市出身。大手銀行の米国駐在員を経て、2020年、同市長に初当選した。議員の「居眠り」をSNSで指摘したことを機に市議会と対立し、議場での応酬や記者会見の動画がインターネット配信され、注目を集めた。

 選挙戦では、1日10か所以上で街頭演説をこなした。具体的な政策を語るよりも、「政党に属さない人間が知事になれば、政治が変わる」などと強調。「難しいことを言わず、演説時間も1回20分程度に収まるようにしていた」と、陣営幹部は明かす。

 演説の動画は、陣営ボランティアによって組織的に拡散された。陣頭指揮を執ったのは、ウェブ会社の経営者らで作る「ネット選対」だ。動画を見た人が支援を申し出るサイクルができ、ボランティアの登録は約5000人(陣営発表)に達した。こうして集めたボランティアはビラ配りなどに投入され、1日15万枚のビラを配る態勢が構築されたという。街頭演説の聴衆は日を追うごとに増え、オンラインで募った個人献金も計2億円を超えた。

 陣営幹部は「ネットと(街頭での)リアルの活動を融合させ、幅広い年代の政治に対する関心を呼び起こすことができた」と手応えを感じていた。

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