中国企業に研究データ漏えいの産総研元研究員に懲役2年6月求刑し結審…弁護側は無罪主張

スクラップは会員限定です

メモ入力
-最大400文字まで

完了しました

 国立研究開発法人「産業技術総合研究所」(茨城県つくば市、産総研)の研究データを中国企業に漏えいしたとして、不正競争防止法違反(営業秘密の開示)に問われた中国籍の元主任研究員・権恒道被告(61)の公判が10日、東京地裁であった。検察側は懲役2年6月、罰金200万円を求刑し、弁護側は無罪を訴え結審した。判決は来年2月25日に言い渡される。

中国企業への情報流出の疑いが判明した産業技術総合研究所(茨城県つくば市で)
中国企業への情報流出の疑いが判明した産業技術総合研究所(茨城県つくば市で)

 起訴状では、権被告は2018年4月13日夕、産総研で自身が研究に従事する「フッ素化合物」に関する研究データを中国企業にメールで送り、産総研の営業秘密に該当する情報を漏えいしたとしている。

スクラップは会員限定です

使い方
「社会」の最新記事一覧
記事に関する報告
6096138 0 社会 2024/12/10 17:17:00 2024/12/10 17:26:42 2024/12/10 17:26:42 /media/2024/12/20241210-OYT1I50099-T.jpg?type=thumbnail
注目コンテンツ
 

主要ニュース

セレクション

読売新聞購読申し込みバナー

アクセスランキング

読売IDのご登録でもっと便利に

一般会員登録はこちら(無料)