AIさんのソウルフルな歌声、原点は母とロスで聞いたゴスペル…人生変える勇気と挑戦
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大きく息を吸い込み、ホイットニー・ヒューストンの曲をアカペラで歌うと、10人くらいの人が集まって聴いてくれた。
「『やった!』と興奮した娘の顔が、今も忘れられないね」
勢いづいて、歌を吹き込んだカセットテープをコンテストに送ったが、不合格に。愛さんが落ち込むと、バーバラさんは「大丈夫。You are my star」と抱きしめた。
「失敗は人生のメッセージ。その意味を考えるの。一番失敗した人が一番成功するんだから、失敗してよかったねって」
中学2年の時、「歌手になりたい」と夢を発表すると、級友たちから「無理だよ」と手厳しい声が上がった。帰宅後、「やっぱり違う仕事に就く」と涙する愛さんに、バーバラさんは「みんな愛ちゃんのことわかってないね。やりたいことをやりなさい」と励まし続けた。
周囲が受験勉強を始める中、参考書の代わりに、娘にプレゼントしたのはカラオケセット。愛さんはマイケル・ジャクソンやティナ・ターナーなどの歌を、何度も何度も練習した。
中学を卒業すると、アメリカに渡り、ロサンゼルスの芸術高校「LACHSA」を受験。音楽専攻の入試は定員がすでに埋まって終了していたため、「3人」の枠が残っていたダンス専攻に急きょ挑戦した。