AIさんのソウルフルな歌声、原点は母とロスで聞いたゴスペル…人生変える勇気と挑戦
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歌手・AIさんを育てたバーバラ植村さん<中>
ソウルフルな歌声で存在感を放つ歌手の
「聖堂を包み込む壮大なハーモニーと、魂の叫びのような圧倒的な声量にたちまち魅了され、愛は夏休みにロサンゼルスの家に戻るたび、足を運んでたね」
鹿児島市内の公立小学校に通いながらタップダンスのレッスンに明け暮れる日々。発表会では、R&Bの曲を交えた英語劇のステージなどに挑戦し始めていた。
「1人で舞台で歌ってみたい」と懇願されたのは中学1年の時。ディズニー映画「ポカホンタス」の主題歌を、何度も何度も、自然と涙があふれてくるまで練習して本番に臨んだ。
スポットライトを浴びて披露した歌は、見に来ていた母親たちを驚かせた。
「心に真っすぐ届く歌声に、私も鳥肌が立つようなオーラを感じて」
バーバラさんはジャズ喫茶の店主やアメリカの音楽関係者にもアンテナを張り、情報を集め始めた。来日した黒人歌手が近くのディスコに立ち寄ると知ると、愛さんを連れて会いに行った。「とにかく毎日、好きな曲を歌い続けること」と、アドバイスされた。
ある夜、友人家族と食事に出かけた帰り。商店街の広場で愛さんが突然、「ここで歌ってみる。人が集まるか試してみたい」と言い出した。