AIさんのソウルフルな歌声、原点は母とロスで聞いたゴスペル…人生変える勇気と挑戦

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歌手・AIさんを育てたバーバラ植村さん<中>

親戚の結婚式での家族写真。(左から)夫・久さん、バーバラさん、愛さん、次女・幸さん(2006年4月、福岡市で)=いずれもバーバラさん提供
親戚の結婚式での家族写真。(左から)夫・久さん、バーバラさん、愛さん、次女・幸さん(2006年4月、福岡市で)=いずれもバーバラさん提供

 ソウルフルな歌声で存在感を放つ歌手の AIアイ さん(41)(本名・植村愛カリーナ)。その原点は、10歳の頃、母・バーバラさん(74)と訪れた「ファーストAME教会」(米・ロサンゼルス)で出合ったゴスペルクワイア(聖歌隊)にある。

服部家4代目バイオリン修行の10年間…「神様」の指導受けるため21か国転々 

 「聖堂を包み込む壮大なハーモニーと、魂の叫びのような圧倒的な声量にたちまち魅了され、愛は夏休みにロサンゼルスの家に戻るたび、足を運んでたね」

夏休みに過ごしたロサンゼルスの自宅で、柱によじ登って友だちと遊ぶ6歳の愛さん(右)
夏休みに過ごしたロサンゼルスの自宅で、柱によじ登って友だちと遊ぶ6歳の愛さん(右)

 鹿児島市内の公立小学校に通いながらタップダンスのレッスンに明け暮れる日々。発表会では、R&Bの曲を交えた英語劇のステージなどに挑戦し始めていた。

 「1人で舞台で歌ってみたい」と懇願されたのは中学1年の時。ディズニー映画「ポカホンタス」の主題歌を、何度も何度も、自然と涙があふれてくるまで練習して本番に臨んだ。

 スポットライトを浴びて披露した歌は、見に来ていた母親たちを驚かせた。

 「心に真っすぐ届く歌声に、私も鳥肌が立つようなオーラを感じて」

 バーバラさんはジャズ喫茶の店主やアメリカの音楽関係者にもアンテナを張り、情報を集め始めた。来日した黒人歌手が近くのディスコに立ち寄ると知ると、愛さんを連れて会いに行った。「とにかく毎日、好きな曲を歌い続けること」と、アドバイスされた。

 ある夜、友人家族と食事に出かけた帰り。商店街の広場で愛さんが突然、「ここで歌ってみる。人が集まるか試してみたい」と言い出した。

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