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地方では「通学時にもヘルメット」
話を交通安全に戻す。
千葉県船橋市で70年代に小学校生活を過ごした筆者には経験がないのだが、長じて地方に出張に出るようになると、通学時にヘルメットをかぶった小中学生をよく見かけるようになった。自治体ごとの施策として、50~60年代にすでに小学生にヘルメットをかぶらせていた地域もあったようだ。
道路交通法では2008年(平成20年)の改正で、13歳未満の子どもが自転車に乗る際に保護者等がヘルメットを着用させる努力義務を定めている。
施行を前にした同年4月5日の大阪本社版夕刊1面には<子供メット活況 自転車のけが おしゃれに防止>という記事があり、<子ども用ヘルメット市場が急激に成長している>と伝えている。確かに近年は派手なヘルメットをかぶっているお子さんが増えた印象がある。
対象が全年齢に広がった今は、大人でもかぶりやすいデザインのヘルメットが、これからどんどん出てくることだろう。
筆者の知人が最近、自転車で転んで大けがをしたけれど、ヘルメットをつけていて頭は無事だった。
自動車のシートベルトも当初は嫌がる人がいたが、義務化されて以降(飲酒運転の取り締まり厳格化など他の対策とも相まって)、交通事故死者数は大いに減った。
ヘルメットも安全面での効果に疑う余地はなさそうだ。「ダサいから嫌」という人には再考をお勧めする。現在BSプレミアムで再放送中のNHK連続テレビ小説「あまちゃん」の主人公も、「ダサいぐらい何だよ。我慢しろよ!」と言っていた。ダサくないヘルメットも増えてきたことですし。