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新型コロナ禍で医療機関向けの公的融資制度を悪用し、6億円をだまし取ったとして詐欺罪に問われた被告(55)の控訴審判決で、福岡高裁は4日、懲役4年とした1審・福岡地裁判決を破棄し、懲役3年、執行猶予5年を言い渡した。松藤和博裁判長は被告が従属的立場だったことや、1審判決後に被害者側に一部返済や弁済をしたことを理由に挙げた。
判決によると、被告は前大阪府寝屋川市議の吉羽美華受刑者(44)(詐欺罪などで懲役10年が確定)と共謀。2020~21年、独立行政法人「福祉医療機構」(東京)に対し、県内の医療法人の代わりに融資を申し込む際、収益の減少額を偽ったうその書類を提出し、6億円を医療法人の口座に振り込ませた。