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【ワシントン=田中宏幸】米国のトランプ次期大統領は2日、日本製鉄による米鉄鋼大手USスチールの買収計画について「かつて偉大で強力だったUSスチールが日本製鉄に買収されることに全面的に反対する」と表明した。自身のSNSに投稿した。
USスチールを巡っては、日本製鉄が昨年12月に買収計画を発表したが、全米鉄鋼労働組合が強く反対している。トランプ氏は大統領選の期間中も、買収に反対する姿勢を示し続けてきた。
トランプ氏は投稿で「税制優遇措置と関税を通じて、USスチールを再び偉大なものにする」と強調。大統領就任後に、取引を阻止する考えを示した。
日鉄は今年9月中旬、買収を審査する米政府の対米外国投資委員会(CFIUS)に計画を再申請し、審査期間が年末まで延長されている。米メディアは11月に石破首相がバイデン米大統領に対して買収計画を承認するよう要請する書簡を送ったと報じたが、事実関係について日本政府はコメントを控えている。