完了しました
福岡市は19日、下水道につながっていないアパートの入居者93人から、32年にわたり下水道料金計約1623万円を誤徴収していたと発表した。
発表によると、このアパートでは汚水を浄化槽で処理して水路に排水し、下水道を使っていなかった。1989年頃にこの地域に下水道が整備され、91年の調査で当時の職員が下水道への接続を誤認し、不適切な事務処理を行ったという。
浄化槽を設置している建物をまとめた資料を整理していた際に発覚。誤徴収は91年7月から今年11月まで続いた。市は国家賠償法に基づいて過去20年分を還付の対象とし、入居者や転出者57人に対し、利息分と合わせて計約1155万円を還付する。市道路下水道局は「浄化槽を設置している建物の定期点検を実施し、チェック体制を強化する」としている。