「迷惑系」から「社会の敵」に…「炎上」求め違法行為

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 22年3月、懲役1年6月(保護観察付き執行猶予4年)の判決が確定する。改心したつもりだが、X(旧ツイッター)では今も、事故現場で悪ふざけをする動画を投稿し、世間から眉をひそめられることもある。自身については、こう分析する。「『へずまりゅう』の悪名で食べていくしかない。もはや炎上中毒です」

ネット情報の真偽、どう見極める?…「ファクトチェック」学ぶ取り組み広がる
デマを信じて投稿した男性ユーチューバー
デマを信じて投稿した男性ユーチューバー

 人々の関心を引きつけるには、誰よりも早く情報を発信することも求められる。しかし、裏付けが不十分のまま投稿し、トラブルに発展することもある。

 都内に住むユーチューバーの男性(33)は、無関係の第三者をある事件の犯人と決めつけて拡散させた。普段から時事系の話題を配信しており、「いち早く取り上げなければ再生回数を稼げない。焦っていた」と振り返る。

 事件は19年8月に起きた。茨城県の常磐道を車で走行していた男が、後続車を止めさせ、運転手を殴った。男の車に同乗していた女が携帯電話のカメラで撮影している様子が、被害者の車のドライブレコーダーに記録されており、その映像がネットに拡散。犯人捜しが過熱し、事件と無関係の女性を同乗者の女だと決めつけるデマが広がった。

 男性はデマを信じ、無関係の女性の顔写真をさらして動画を配信。<この女が動画撮ってたんだよ><共犯、こいつ>。再生回数は3万回を超え、女性のSNSアカウントには「早く自首しろ」などと 誹謗ひぼう 中傷するメッセージが1000件以上届いた。

 男性は後日、事実誤認を認めて謝罪動画を配信したが、女性から名誉 毀損きそん で訴えられ、33万円の賠償判決が確定した。「誰よりも早く情報を伝えることがバズるきっかけになり、収益に結びつく。そのせいで内容がどんどん低俗になってしまった」

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