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NHK受信料の集金担当者に付きまといながら撮影し、動画投稿サイト「ユーチューブ」に配信したのは業務妨害だとして、NHKが「古い政党から国民を守る党」や党首の立花孝志・前参院議員、副党首の大橋昌信・千葉県柏市議らに1100万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が15日、東京地裁であった。藤沢裕介裁判長は「被告の賛同者が模倣し、NHKは相当の出費を伴う対応を迫られた」と述べ、被告側に330万円の賠償を命じた。
判決によると、立花氏は「NHKから国民を守る党」の党首だった2019年8月、同サイト上で集金担当者らを追いかけ回す動画を投稿していくことを宣言。大橋市議らは同9月、埼玉県内の民家に集金担当者を呼び出し、担当者の名前を連呼するなどした動画をモザイク加工した上で同サイトに公開した。
被告側は「NHKの不正を明らかにし、国民の『知る権利』に奉仕しようという正当な活動だった」などと主張したが、判決は「集金担当者を見せしめにする行為を正当化できない」と退けた。