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三笠宮妃百合子(みかさのみやひ・ゆりこ)さまが、15日午前6時32分、老衰のため、入院先の聖路加国際病院(東京都中央区)で亡くなられた。101歳だった。昭和天皇の末弟で2016年10月に逝去した三笠宮
今年3月3日、脳
百合子さまは、1923年6月4日生まれで、父は子爵の高木
41年10月に三笠宮さまと結婚、
48年には、恩賜財団母子愛育会総裁に就任。母子保健や乳児死亡予防運動の先頭に立たれた。日赤名誉副総裁や民族衣裳文化普及協会、いけばなインターナショナルの名誉総裁も務められた。
古代オリエント学者の三笠宮さまの現地調査などにも同行し、トルコやイラン、エジプトなどを訪問。89年には朝鮮・李王朝の皇太子だった
体調を巡っては、99年5月に不整脈と狭心症のため、ペースメーカーの埋め込み手術、2007年7月には大腸がんの摘出手術を受けられた。
3親王に先立たれ、16年には三笠宮さまが100歳で逝去したが、宮邸を車椅子で散策するなど穏やかな日々を送られた。
三笠宮さまの伝記の出版(22年12月)にあたっては、計11回のインタビューに応じ、貴重な証言で編集に協力された。
百合子さまの逝去により、皇室の方々は16人になった。