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ショップあきあきの閉店について。

記事作成日:2024/11/07 執筆:加藤英宝

はじめに

Yahooニュースにすらなったあきあき閉店のニュース。

https://news.yahoo.co.jp/articles/0d897a55ae5f97a4df37825f4745dd79db13ed4d

■カードゲーム市場に一体何が?6月4日、MTG(マジック:ザ・ギャザリング)専門店「ショップあきあき」が突如、倒産したと発表した。
同店のホームページによると、
「諸般の事情により本日6月4日をもちまして閉店し、
一切の営業を終了することになりました。
今後は、弁護士の協力のもと、
東京地方裁判所に対して破産手続きの申立てを行う予定となっています」
とのことである。
老舗の突然の発表に、ネット上では様々な憶測が飛び交う状態になっている。
「代金を振り込んだのに発送されていない」などのコメントが相次いでおり、
相当な被害が出ている可能性が高い。
今年に入ってから、カードゲームショップの閉店が相次いでいるという。
閉店の背景には、
MTGやポケモンカードゲームに代表されるトレーディングカードゲームの二次流通価格の著しい値崩れや、
真贋鑑定の難しさなどが背景にあると考えられる。
また、競合する店が増えすぎたことや、
投機目的でカードを買い始めた人々のカード離れを指摘する声もある。

カードショップの閉店がYahooニュースになるというのは、
TCGがそれだけ世に浸透しているということのあらわれ。

が、今回はその話題よりもあきあきの問題について話したい。

このあきあき閉店については以前より

「あきあきは発送が遅い。」
「あきあきにお金を振り込んだが二週間音沙汰がない。」

といった話は多々あった。
Twitter内で
「あきあきのHPが準備中になっている。
これはまずいんじゃないか?」
となった2024年6月3日。
そこから24時間が経過しない6月4日に閉店発表。
その内容が、

———————————————–

 倒産のお知らせ拝啓 ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。

2006年の創業以来皆様のご愛顧を頂きまして、今日まで営業を続けて参りましたが、

諸般の事情により本日6月4日をもちまして閉店し、一切の営業を終了することになりま

した。

今後は、弁護士の協力のもと、東京地方裁判所に対して破産手続きの申立てを行う予定と

なっています。

当店の力不足により皆様にご迷惑をおかけすることになり、心よりお詫び申し上げます。

当店をご愛顧いただきましたこと厚く御礼申し上げます。

敬具
2024年6月4日

店舗名  ショップあきあき

店長 上田 賀昭

*なお、しばらくの間は、問合せ先(メールアドレス等)は存続させる予定です。

———————————————–

という衝撃的な内容だった。

さて、この内容とお客様への対応について、
あくまで私見と拙い知識でお話をしたい。
少しでも多くの方に知っていただき、
今後のこういった被害を少なく出来ればと思ってのお話。

まず、破産というものの説明から状況把握に入ろう。

破産とは?

破産という言葉について。
これは、
「支払いが不可能または債務超過にある債務者の財産等に対し、
適正かつ公平な清算と、債務者の経済生活の再生の機会を図るための法的手続き。」
というのが法律上の定義。

これらの情報と特定商取引法の表示から察する事が出来る事として、

・「あきあき」は株式会社ではなく個人事業主。
・当然の事ながら借金が相当ある。
・ある日突然にこの発表をしている。

この3点。

あきあきさんが株式会社である場合、
特定商取引法の表示にそう書かれるはず。

販売主が株式会社ではなくショップあきあきになっており、
責任者のところが代表取締役ではなく店長と名乗っているので、
個人事業主であると考えられる。
ちなみに上田忠昭という別の振込名義のもう一人はおそらく親族。
名前からして親ないしは兄弟であると想像出来る。
上田賀昭(よしあき)
上田忠昭(ただあき)
二人とも名前の下の読みが「あき」であるから、
あわせて「あきあき」だったのだろうと想像する。

次に借金がなければそもそも破産はしないし出来ない。
当然だろと思うだろうけれども、
この点はかなり重要で、

破産というものは

・官報に名前が載る。
官報とは日本政府の機関紙で、
単純に言えば「この人破産しましたよ。」と公的に名前が出るということ。

・破産手続き終了まで就けない職業がある。

・信用情報に大きく傷がつく。
クレジットカードが作れない、ローンが組めないなど。
この信用情報の傷はかなりダメージが大きい。

・基本的な財産をほぼ全て失う。
債権者の支払いに当てられるため、
最低限の生活必需品は残るが、
高価な財産を持っていた場合は全て処分される。

・保証人がいた場合、その人が借金を肩代わりする。
高確率で保証人との間で揉める。

だいたいこのようなデメリットが発生する。
普通なら破産をする事によるデメリットは、
一般的な生活を送るにあたってデメリットが大きいので普通はしない。

では、どのような状況ならするのか。
破産するのは言うまでもなく「支払いが出来ない状態」にある事なのだが、
それは一体いくらなのか、という話になる。

ここで一般人がなかなか知り得ない事がある。
それは、「破産手続きには費用がかかる。」ということ。

法人の場合は裁判所への申し立て費用がかかり、
それ以外では弁護士費用と破産のための必要経費。

あきあきさんの場合は個人事業主のため、
おそらく「自己破産」の扱いになると思われる。
法人よりも破産する際のコストは当然安いが、
それでも30万円は覚悟しなければならない。

つまり、借金額が100万円以下ではまず破産はしない。
では200万や300万ならするのか?
と言われると普通はしない。
200~300万円の借金ならば、
普通は働いて返済不可能な数字ではない事が多いからだ。
「そんな金額なら働いて返せよ。」
と言われてしまう数字では破産しない、ということ。
もっと言えば創業18年のカードショップをこの程度の数字で潰さないだろう。

あきあきさんの借金について

これらを踏まえた場合に、
あきあきさんの借金額は1000万円を超えていたのではないか?
と想像する。
さすがに自分は調べる事は出来ないので想像の域を超えられないが、

・銀行等の金融機関からの融資
・消費者金融からの借金
・個人からの借金
・政策金融公庫からの融資

の4パターンが考えられる。
それ以外では

・仕入先問屋への未払い金がある
・お客様の注文商品を発送しておらず商品を用意出来ていない状態

なども考えられるだろう。
一応低い数字として1000万円と書いたが、
上田賀昭氏に破産するメリットのある額で破産する。
つまり1000万円以上の借金である可能性もあると最初に店主は想像した。

最後の突然発表については、
前述した上田忠昭氏が関与している事がうかがえる。
振込先が突然親族と思われる口座に変更になった後、
発送が行われずにそこから約二ヶ月後に破産発表。
計画的と言わざるを得ない。

計画倒産は詐欺罪に問われるおそれもある。

計画倒産とは経営者だけが得をし、
取引先、金融機関、従業員などを騙す結果となり、
犯罪に問われる恐れが高い倒産の方法である。

詐欺罪とされる可能性としては、

「自身は倒産状態にあることを認識していて、
返済や支払の意思や資金力がないにもかかわらず、
資金力があり返済や支払いを行うような嘘をついて借入れや取引を行うこと。」

である。
現状で多くのお客様が注文し、あきあきにお金を振り込んでいる。
これに対し、発送は行われておらず、
何の前置きもなくHPが準備中になり破産発表。
ほぼこれに該当すると言っていいだろう。

ここまででだいたいの把握は出来ただろうか。
注文して発送されていないあきあきさんのお客様達は全員が完全に被害者であると考えられる。

前述の詐欺罪の適用についてはかなり難しい。
詐欺罪の適用は警察はとても慎重になるため、立件が難しい。
警察への届け出が複数になる事により動いてもらえる確率は上がるが、
立件まで行くかどうかは別だ。
もちろんやらないよりもやったほうが良いのは間違いない。

警察というのはかなり慎重と言えば聞こえは良い。
ほとんどの犯罪において被害者は泣き寝入りしている。
警察は99%の証拠では動いてくれない。
100%でなければならないと思ったほうがいい。

現実問題泣き寝入りをしたケースをいくつか知っているし、
自分も泣き寝入りをしているケースがある。
しかも複数。

と、ここまで書いた上で、
あきあきさんの件がどうなったかも書いていこう。
ここまではあくまであきあきさんの破産発表時に自分がまとめたもの。
ここから先はその後に起きた事のまとめ。

時系列と状況をわかりやすく書いたほうがいいだろう。

時系列

2024年4月18日
上田賀昭さん名義だった振込先が、
上田忠昭さんに変更されている。

弊社ではスタッフがあきあきさんにこの前後で注文を入れている。
時々突っ込まれるので書いておこうか。
同業他社から仕入れをするのは日常茶飯事である。
弊社に注文をしてくる同業他社さんもいるし、
弊社が同業他社さんに注文する事もある。
何もおかしな事ではない。

が、ウチのスタッフは油断をしていた。
「あきあきさんはいつも発送遅いから。」
で数回の注文をかけてしまっていたのだ。
そのため被害額は大きくなった。

ネット内では5月くらいから
「あきあきさんからカードが発送されない。」
という話題は出ていた。
とりわけこれが一気に話題にのぼるのは6月に入ってから。

その後、発送されないまま2024年6月4日をむかえる。
この日の数日前、
ネットでは
「あきあきさんは何をしているんだ?」
「あそこはまずいんじゃないか?」
という話題が随分と持ち上がっていた。
そこから一転、この破産発表だった。

店主は即座に内容証明を送った。
言うまでもなく「商品を送るか返金せよ。」という内容で。

すると、あきあきさんの破産管財人を名乗る弁護士さんから返信があり、
「連絡するから待っていてくれ。」
とのことだった。

そのまま待っていたら10月7日に債権者集会をやるとのことで出席。

債権者集会について

債権者集会は25人の人が来ていた。
中には見た事のある方もいた。

債権者集会で得た情報を書いておこう。
債権者集会で全員に発表していた内容である事から、
ここに書いて問題のあるものではないと思うので。

破産者
上田賀昭(54歳)
上田忠昭(賀昭さんの父、年齢不明)

二人とも同時に破産。
債権者集会では二人が並んで座っていた。
その隣には代理人が座っていた。
三人が並んで座っている上部に、
裁判官一人、破産管財人弁護士一人が座っていた。

カードショップあきあきは賀昭さんのほうがメインで動いていた。
忠昭さんとその奥さん、つまり賀昭さんの母は年金がもらえる年齢。
賀昭さんが54歳である事を考えれば当然と言えば当然。
親子三人暮らしだったようだ。
想像するに忠昭さんが25歳くらいで結婚、
一年くらいで子を授かっていたのなら現在80歳である。
それよりも後の年齢で結婚なら80歳以上という事になる。

借金の総額は約3600万円。
忠昭さん名義のマンションは抵当に入っており、
既に処分済み。
おそらく・・・という感じだが、
この借金は親子合わせてのような気はするのだが、
詳しい説明がなかったので詳細が不明。
というのも
上田賀昭さんの債権者集会が終わったあと、
上田忠昭さんに対して債権を持つ者は残って下さいと言われたので、
どういう扱いであったのかがわからない。
もしかしたら上田忠昭さんは別で借金があり、
約3600万円は賀昭さんだけの借金だったのかもしれない。

借金の均等分配

状況としては、
既に返済などに当てられた分は差し引かれ、
約2000万円ほどの借金が残っているという報告、
及び、残っていた在庫の処分で約250万円のお金があるという報告、
この約250万円を約2000万円の借金に対し、
均等分配する事で破産が完了するという報告、
という事だった。

一般的な破産・・・という言い方でいいのかわからないが、
破産者の財産を可能な限り現金化し、均等分配する際に、
こんなに残るケースは稀だとのこと。
もっと少ないのが当たり前なのだとか。
弁護士さんが言うには5%未満はざら。

例を出すと、一億円の借金で処分した財産が50万円の場合、
1000万円の債権を持つ人には5万円しか戻らないのだ。

もちろん債権者がこんなものを納得するわけがない。
が、法は法だ。
そういう決まりで裁定が下ったものはどうにもならないのだ。

さてここからちょっと法の話もしよう。

「破産が出来ない場合」
というのがある。

1:破産前に財産を隠している場合
2:計画倒産のような詐欺をしている場合
3:不要な浪費、極端な遊興費、ギャンブルで作った借金がある場合
4:株式投資、仮想通貨などで作った借金がある場合
5:一部の債権者にのみ返済を優遇した場合

など。
この破産が出来ない場合というのを法的には
「免責不許可事由」
と呼ぶ。
あきあきさんの場合、
1と2に該当しそうな気もするのだが、
(というかほぼ確定なのだが)
弁護士がついてしまい、「破産OK」となってしまうとまず覆らない。

この段階に来てしまったので我々債権者は泣き寝入り確定になったのだ。

もちろん債権者集会ではそこについて意見、質問を述べている人は多数あった。
店主もその一人だ。

中でも特に話題になったものも書いておこう。

134枚のトップレアカード?


《精鋭射手団の目立ちたがり》というカードが話題に挙がった。
サンダー・ジャンクションの無法者のトップクラスのレアである。
このカードはあきあきさんで倒産前に134枚の在庫で国内最安&国内最多だった。
が、
破産時にあきあきさんの手元にあった《精鋭射手団の目立ちたがり》はたった4枚である。
このカードが実際に4枚しか無かった事は債権者集会にて確認されている。
その4枚は誰かに発送されてもいない。

では130枚はどこにあったのか。
債務者である上田賀昭さん及び破産管財人弁護士の言い分としては、
「ボックスを仕入れ、開封してそれを入手する予定だった。」
と述べている。
店主はこれに反論し、
「それは現実的ではない。
またあくまで《精鋭射手団の目立ちたがり》は一例であり、
他の在庫も含め明らかな計画倒産ではないか?」
と述べたが、
状況が覆る事はなかった。
これはプレイヤーの皆様誰でもわかる事だが、
「通常レアのカードを1ボックスから一枚引き当てられるか?」
という話。
130枚も入手しようとするなら一体何ボックス開封が必要なのか?
それを開封する時間、整理する時間、発送する時間、仕入れ・・・・
言い出したらきりがない程に無理がある。
特に仕入れ。
状況的に貧していたのだから、
この大量のボックスを仕入れるのは無理があったはず。
(入金があってから仕入れるという荒業も無くはないが。)

話題に挙がったのは《精鋭射手団の目立ちたがり》だが、
他のカードも同様に在庫が多く、国内最安だったのである。

《精鋭射手団の目立ちたがり》は一例に過ぎなかった。
不審な在庫はもっとあったのである。

あきあきさんの月商について

また、あきあきさんの月商(売上)についても不審な点があり、
4月19日から破産までの期間、
通常の月商の約二倍の月商があったのである。
さすがに通常月商の約二倍の月商を最後に叩き出して破産は計画倒産を疑われて当然だろう。
しかもその在庫は無く、
多くのお客様が入金を済ませてしまったのだから。

前述の「在庫が多い+その在庫が存在しない+国内最安」という事から、
売上が上がるのは当然で、
その結果、通常月商の約二倍に到達。
その上での破産となればこれを計画倒産と言わずなんと呼ぶのか?
おそらくではあるが、
債権者集会にいた債権者全員が納得しなかった事だろう。
ただ、お役所仕事というものは酷いもので、

「ハイハイ、アンタ達が何言ってももう決まった事だから。
それは意見として受け取るから。」

で終わりである。
言葉は違うが、
裁判官からは本当に上記の意味に類する事を言われた。
ついでに言うと裁判官はさらに物を申そうとした自分を無視した。

納得は出来ないものではあるが、
もっと酷いケースはいくらでもある。
わかりやすいのは夜逃げ。
完全に行方をくらまされるとどうにもならない。
ある意味では法に則って破産しているだけ紳士的ともとれる。
前述の通り、破産をするとローンを組めないなど様々なデメリットがあるのだから。
(夜逃げしたら夜逃げしただけのデメリットもあるけれども。)
もちろん「破産された側はたまったもんじゃねーぞ!」というのは当然だ。
弊社もその一人なのだからその気持ちは痛い程わかる。

色々とあきあきさんの事を書いているが、
店主個人としてはあきあきさんに恨み云々というものは無いに等しい。
あきあきさんを叩きたいという意思でもないと理解していただきたい。

こういう場所で書いてしまうのもなんだが、
危機感も無く注文を続けたスタッフの方が会社的には問題だった。
あきあき破産のニュースも知らないまま放置、
知った後も全ての処理を社長に丸投げってどうなのよ。
ちょっとくらい自分達で動きなさいと言いたい。

あきあきさんに対しては、
そりゃあね、計画倒産、詐欺の可能性は否定出来ないので、
それはやってはいかんでしょ、というのはある。
実際にこれは証拠も何も無いし、
(状況証拠で言うなら100%だと思うのだが。)
《精鋭射手団の目立ちたがり》134枚の在庫の件を含む最後の大量在庫は、
どう考えてもおかしいし、
そこで得た一部を何処かに隠した・・・なんて可能性だって否定出来ない。

あきあきさんの今後

ただ、あきあきさん親子はこれから罰を受けるのだ。
法的な罰ではなく、現実問題として。
破産というやつは相当にキツい。
年金暮らしの父母、54歳の息子、
これで親子破産だ。
リスタートはかなり難しいだろう。
ここから裕福な暮らしに一転出来たらなかなかの才と言える。
あと想像でしかないのだけれども、
54歳で三人暮らしだったのなら、
賀昭さんはおそらく未婚。
ここから結婚も厳しいという年齢だ。
破産している人と結婚する人も稀有だろう。
無いとは思うが賀昭さんに妻子がいたとしたら、
最低でも家族合計五人でこの状況、苦しい生活が待っているのは明白だ。

数千万円の借金がチャラになるのだから、
相応の立場になってしまうのは当然と言えば当然なわけで、
弊社よりも失ったお金が大きい人達は、
この程度では溜飲が下がる事もないだろう。
自分個人で言えば恨みは無いに等しい。
これは本当。
債権者集会で自分は賀昭さんに厳しい事も言ったが、
あきあきさんの営業18年の長い時間の中で何度もお取引をした相手だ。
自分は八方美人な性格なんぞしていないというか、
むしろ言いたい事はある程度ハッキリ言うようにしている。
債権者集会では「悪い事は悪い。」という態度を示した。
だからここでも世辞など抜きにした言葉を書きたい。

計画倒産だったか、そうじゃなかったか、
それはもうわかんなくてもいいんだ、自分は。
ここに書きたい事・・・というか、
債権者集会に行けなかった人のためや、
状況を知りたかった人のために、
最低限の情報は書いておこうと思って書いたし、
本人にも言いたい事はある程度言った。
法的な手続きは終わった。
覆る事も無い話だ。

最後にこんな形になってしまったけれども、
長いお付き合いになったカードショップあきあきさん、
今までありがとう、お疲れ様。
本当に困った時は相談して。
Cardshop Serraとして何度も助けられたのは事実だから。
Cardshop Serraとして助けられたものは、
多分、最後に失った債権の金額よりも大きかった。
だから最後は本当にお礼が言える気持ちなんだ。
ありがとう。

え?こんなしおらしい態度、らしくないって?
OKわかった。
いつもの感じで言ってやろうじゃないか。

あきあきさんに対しては本当にこの気持ちで終わりだよ。
だがな、
こんなふうに思えないで、
いまだに生き残っている、
業界のためにならない、
俺が大っ嫌いなカードショップもあるんだよ!
くたばれ!◯◯◯◯!!
おおっとここでヒントだ。
四文字は「晴れる屋」でもないし、
「ジラフル」でもないし、
「ラッシュ」でもないし、
「ジョニー」でもないし、
「ドラスタ」でもないからな。

これでいい?

終わりに

・・・とロクでもない事を書いている自分だが、
最後にもう1つ真面目な話に戻る。
債権者集会に行って思った。
こんな事を思って債権者集会にいたのは25人の出席者の中、多分自分だけだ。
それは、
「あの席、一歩間違ったら自分が座っている席なんだよな。
経営をミスし過ぎた時はああなるんだよな。
身につまされる思いとはまさにこの事。」

というもの。
これも人生経験、と思いながら出席した債権者集会だったが、
自分も反省をしなければならない点が多くあると痛感するものだった。

ではまた。



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