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山口県光市の住宅に強盗に入る機会をうかがったとして、茨城県の男子中学生ら関東地方の少年3人が強盗予備容疑で逮捕された事件で、3人とも数十万円の報酬を得られると認識してSNSなどから闇バイトに応募していたことが、捜査関係者への取材でわかった。少年らは「遊ぶ金が欲しかった」という趣旨の供述をしているという。
捜査関係者によると、3人に面識はなく、秘匿性の高い通信アプリ「シグナル」で指示役と連絡を取り合って10月20日に東京都内で集合。新幹線などを乗り継いで光市に移動した。同日午後8時頃、マイナスドライバーや粘着テープを所持して同市の建設業男性宅近くの路上にいたところ、警察官の職務質問に1人が「強盗しようと思っていた」と話した。工具は同日、男性宅に着くまでに購入していた。
県警は、押収したスマートフォンの解析を進めており、関東で相次ぐ事件との関連も含め調べている。