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首都圏などで相次いだ「闇バイト」による強盗事件に関連して、栃木県益子町で９月に発生した住居侵入未遂事件で逮捕された実行役が、事前に保険外交員を装って被害者宅を訪問していたことが捜査関係者への取材で分かった。
事件を巡っては、県警が９月１２日、男（２５）と女（２１）の両被告を住居侵入未遂容疑で逮捕し、宇都宮地検真岡支部が１０月２日に同罪で起訴している。
捜査関係者によると、２人は９月１１日午後４時頃、益子町の民家を訪れ、男がガスバーナーを使用して窓ガラスに熱を加えて金づちで割ろうとしたが、近隣住民に発見されて、未遂に終わったとされる。２人は、指示役と電話をつなぎながら手口を指南されていたとみられる。事前訪問は女が行っており、見張り役も担っていたという。
２人は報酬目的で事件に関与したとみられ、うち１人は「ＳＮＳで闇バイトに応募した」といった趣旨の供述もしているという。県警は２人が事件に関わった経緯などを調べている。
