サッカー練習試合中に18人搬送された落雷事故受け、熊本県教委が詳細調査委設置へ

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 宮崎市で4月、サッカーの練習試合中に熊本県の高校生18人が搬送された落雷事故を受け、熊本県教育委員会は18日、事故の原因調査や再発防止策を協議する「詳細調査委員会」を設置する方針を明らかにした。

 事故は4月3日、宮崎市の私立 鵬翔ほうしょう 高グラウンドで発生。試合に参加していた熊本県立 鹿本かもと 高の生徒18人が病院に搬送された。県教委によると、意識不明だった1人は今も入院し、まばたきをしたり、音に反応したりして回復も見られるが、完全に意識が戻るには至っていないという。

 調査委は学識経験者や弁護士ら6人で構成し、12月に初会合を開く予定。巻き込まれた生徒や学校関係者らに当時の状況について話を聞き、再発防止策を盛り込んだ報告書をまとめる。

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