他人宅の郵便受けからガソリン流し込んだ疑い、消防士の男を殺人予備容疑で逮捕

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 富山県東部の20歳代男性宅に放火して男性を焼死させようとしたとして、県警は29日、高岡市の地方公務員の男(27)(ストーカー規制法違反で起訴)を放火予備と殺人予備の疑いで再逮捕した。高岡市消防本部によると、男は伏木消防署所属の消防士という。

 発表などによると、男は5月31日午前2時40分頃、男性宅の玄関扉の郵便受けから、ガソリンを家の中に流し込んだ疑い。家にいた男性が異変に気づき、110番した。男性にけがはなかった。調べに対し、男は容疑を否認しているという。

 男は、今年5~6月、好意を抱いた県内在住の20歳代女性の車に、承諾を得ないまま全地球測位システム(GPS)機器を取り付け、97回にわたり位置情報を取得したとして、7月2日にストーカー規制法違反で起訴されていた。

 捜査関係者によると、被害に遭った男性は、この女性の知人で、男とも面識があったという。

 高岡市の角田悠紀市長は「市民の生命と財産を守り、法令を 遵守じゅんしゅ すべき消防職員がこのような悪質な行為をはたらいたとして逮捕されたことは痛恨の極み。再発防止の徹底に努める」とのコメントを発表した。

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