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新型コロナウイルス対策の国の雇用助成金約3500万円を詐取したとして、警視庁は11日、横浜市鶴見区東寺尾、不動産会社役員、徳毛亮被告(46)(別の詐欺罪で起訴)ら男4人を詐欺容疑で逮捕したと発表した。徳毛被告らが雇用助成金計約6億7700万円を不正受給したとみている。
発表によると、4人は2021年5月~22年1月、仲間の経営する会社がコロナの影響で従業員約20人を休業させたとする虚偽の申請書類を国に計14回にわたって提出し、緊急雇用安定助成金など計約3500万円をだまし取った疑い。逮捕は10日。徳毛被告ら3人は「高級車や高級腕時計の購入に使った」などと容疑を認めており、残る1人は否認している。
徳毛被告は昨年6月、暴力団組員らと共謀してコロナ対策の給付金を詐取した詐欺容疑で逮捕され、その後、起訴されていた。