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鹿児島県警本部長「隠蔽を図ったかのような発言は残念」「県民に不安を与えた」…県議会委員会で陳謝

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 鹿児島県警の前生活安全部長・本田尚志容疑者(60)が国家公務員法(守秘義務)違反の疑いで逮捕された事件で、県警の野川明輝本部長は11日に開かれた県議会総務警察委員会で、不祥事の 隠蔽いんぺい を改めて否定した上で、事件について「県民に不安を与えた」として陳謝した。

県議からの質問に答える野川本部長
県議からの質問に答える野川本部長

 野川本部長は委員会で、県警霧島署員によるストーカー事案の被害女性の氏名を漏らしたなどとして本田容疑者が逮捕されたことに「誠に遺憾」と言及。県警枕崎署員による盗撮事件も含め、「私が隠蔽を図ったかのような発言を(本田容疑者が)したことは残念で、県民に多大な不安を与えたことに県警の最高責任者として深くおわび申し上げる」と述べた。ストーカー事案については、今年2月に被害者の意向を踏まえて捜査を終結し、霧島署員を処分したとし、「必要な対応がとられていた」と説明した。

 本田容疑者は盗撮事件について野川本部長が隠蔽しようとしたと主張している。

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