葬儀場で遺体取り違え、気づいた時には1人の火葬終了…納棺で確認怠る

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 埼玉県内葬祭業大手・アルファクラブ武蔵野(さいたま市大宮区)が運営する「さがみ典礼」の葬儀場で、2人の遺体を取り違えるミスがあったことがわかった。うち1人が別人とわかった時には、もう1人の火葬が終わっていた。同社は本来の遺族に遺体と遺骨を返還し、謝罪した。

 両遺族とは和解しているとして、取材に対し、同社は取り違えのあった時期などの詳細は明らかにしていない。ただ、関係者によると、ミスが起きたのは熊谷市内の葬儀場で、昨年10月頃という。同社によると、安置されているはずの遺体がない一方、出棺されたはずの遺体があることに職員が気づき、取り違えがわかった。納棺する際に確認を怠ったのが原因という。

 同社では2014年12月に所沢市の葬儀場で、18年1月には島根県出雲市でも同様の取り違えがあった。取材に対し、「再発防止に全力で取り組む。人の目のみに頼らず、ミス防止ができるシステムの導入も進める」としている。

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