404 not found(404エラー)とは?消えた・削除されたサイトを見る方法
2024/06/07Webサイトにアクセスした際に表示される404 not found(404エラー)について解説します。404 not foundが表示される原因や、削除されたWebサイトをもう一度閲覧する方法も詳しくみていきましょう。
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404 not found(404エラー)は存在しないサイトを表すコード
「404 not found(404エラー)」とは、存在しないWebサイトのURLにアクセスした際に表示されるHTTPステータスコードです。
入力したURLにアクセスしたが「見つからなかった(not found)」という意味で、Webサイトが削除されていたり、URLが間違っていた際に表示されます。
過去に閲覧してブックマークしておいたWebサイトにアクセスして「404 not found」と表示された場合、そのWebサイトは削除されていると考えてください。
404 not found(404エラー)が表示される原因
404 not found(404エラー)が表示される原因には、以下の3つが挙げられます。
1.URLが間違っている
2.サイトが非公開にされている(削除されている)
3.リダイレクトの設定ができていない
1.URLが間違っている
間違ったURLでアクセスすると、該当するWebサイトが存在しないため、404 not found(404エラー)が表示されます。
URLの入力ミスやコピー&ペーストのミスが考えられるため、正しいURLを入力し直してください。
2.サイトが非公開にされている(削除されている)
閲覧したいWebサイトが既に削除されていたり、非公開になっていたりすると、アクセスしても404 not found(404エラー)が表示されます。
404 not found(404エラー)と表示される原因としては、こちらが最も多いと考えられるでしょう。
3.リダイレクトの設定ができていない
URLを変更したり、削除したりしたWebサイトにアクセスした際、新しいURLのサイトに自動転送する機能を「リダイレクト」と呼びます。
リダイレクトの設定ができていないと、削除またはURLが変更されたWebサイトにアクセスしても、404 not found(404エラー)が表示されたままになります。
404 not found(404エラー)になったサイトを見る方法
404 not found(404エラー)になったサイトを見る方法は、主に以下の4つが挙げられます。
1.Googleキャッシュを探す
2.ウェブ魚拓を利用する
3.Internet Archiveを利用する
4.サイト内検索を行う
1つずつ試してみて、見たかったサイトを探し当ててみてください。
1.Googleキャッシュを探す
”キャッシュ”とは、一度閲覧したWebサイトをブラウザ内に一時的に保存する機能です。
Webサイトのデータを保存することで、再び同じWebサイトにアクセスした際に、表示速度を上げることができます。
削除されたWebサイトであっても、キャッシュでブラウザ内に保存されていれば、閲覧が可能な場合があります。
利用手順
1.Googleの検索ページを開く
2.検索窓に「cache:http://www.****.com/(閲覧したいサイトのURL)」と入力する
もちろんサーバー上から削除されたサイトは、いずれキャッシュからも削除されるため、一時的な対処法と考えてください。
ウェブ魚拓を利用する
ウェブ魚拓は、Webサイトのスクリーンショットを保存・検索できるサービスです。
閲覧期限が切れたニュースサイトの記事や、炎上などによって削除されたサイトを保管する目的で提供されています。
URLやキーワード検索を行うだけで、削除されたWebサイトの閲覧ができます。
利用手順
1.ウェブ魚拓にアクセスする
2.閲覧したいサイトのURLまたはキーワードで検索する
ただし、ウェブ魚拓で閲覧できるのは、保存が依頼されたWebサイトのみなので、見られるサイトには限りがあります。
3.Internet Archiveを利用する
Internet Archiveは、アメリカの非営利団体が提供するサイトで、自動・手動によるWebサイトの保存を行っています。
ウェブ魚拓と似たようなサービスですが、「自動収集による保存」に対応しているため、閲覧できるサイトの数や幅は圧倒的に上です。
利用手順
1.Internet Archiveにアクセスする
2.検索窓にURLを入力する
4.サイト内検索を行う
Google検索を用いて、サイト内検索を行うことで、閲覧したいサイトに近いサイトが見つかるケースがあります。
これは過去に閲覧したサイトが別のURLに変更された場合に有効です。
利用手順
1.Googleの検索ページを開く
2.「site:*閲覧したいサイトのURL*+関連するキーワード」を入力する
04 not found(404エラー)に関するよくある質問
404 not found(404エラー)に関するよくある質問をまとめました。
ここまでの内容で疑問が思い浮かんだ人は参考にしてみてください。
サイトURLを変更した場合の対処法は?
削除されたサイトにアクセスした際に、新しいURLに自動転送される「リダイレクト設定」を行ってください。
リダイレクト設定は、古いサイトから新しいサイトに誘導したい場合などにも有効です。
404 not found(404エラー)はSEO評価に悪影響を与える?
404 not found(404エラー)のサイトが、SEO評価に直接的な影響を与えることはありません。
しかし、404 not found(404エラー)をそのまま放置していると、ユーザーにとっては不便で、離脱を招く可能性があるため、リダイレクトの設定やトップページへの誘導を行ってください。
オリジナル404 not found(404エラー)ページを作るメリットは?
企業のWebサイトなどでは、オリジナルの404 not found(404エラー)ページを作成することがあります。
オリジナルを作成することで、公式サイトとの統一感が出せる上に、トップページに誘導したり、他のページを探しやすくしたりできます。
サイトからの離脱を防ぐためにも、オリジナルの404 not found(404エラー)ページでユーザーのための動線をデザインしましょう。
自分でWebサイトを保存する方法はある?
自分でWebサイトを保存する場合、Webサイトを開いてスクリーンショットを撮る方法や、WebサイトをPDFファイルとして保存する方法があります。
PDFファイルで保存する場合は、以下の方法を参考にしてください。
Safari
1.保存したいWebサイトを開く
2.「ファイル」→「プリント」または「command+P」を押す
3.「PDF」を選択してPC内に保存する
Google Chrome
1.保存したいWebサイトを開く
2.「ファイル」→「印刷」または「command+P」を押す
3.送信先を「PDFに保存」にして「保存」をクリックする
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あまりスマホやパソコンの操作に慣れていない方は、リモートで設定をサポートしてくれる「@nifty まかせて365」がおすすめです。
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※2024年6月時点の情報です