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ドラッグストア大手のウエルシアホールディングス(HD)は17日、松本忠久社長(65)が同日付で辞任したと発表した。女性との不適切な関係が発覚したことを受け、松本氏から辞任届が提出されたとしている。
発表によると、松本氏は私生活で不貞行為が判明し、会社側が16日に社長と取締役を辞任するよう勧告した。ウエルシアは「このような事態が発生したことは誠に遺憾で、関係者に深くおわび申し上げる」とコメントを出した。社長職は当面の間、空席になるという。松本氏は2019年3月に社長に就任していた。
ウエルシアは売上高でドラッグストア業界首位で、今年2月、業界2位のツルハHDと経営統合の協議を開始することを発表した。ウエルシアの親会社のイオンも17日、松本氏を執行役から解任した。