近畿大病院の産婦人科医、2000人分の患者データを無断持ち出し…個人情報漏えいの可能性

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近畿大学医学部付属病院
近畿大学医学部付属病院

 近畿大学病院(大阪府大阪狭山市)は13日、産婦人科に勤務していた40歳代の男性医師が、約2000人分の患者データを無断で持ち出していたと発表した。個人情報が漏えいした可能性があるが、現時点で被害は確認されていないという。

 発表によると、医師は研究目的で、2004年12月~17年7月に受診した患者2003人の氏名や年齢、血液検査データなどの情報を必要な申請をせずに個人用パソコンに保存し、持ち出していた。

 医師は非常勤で働いていた今年2月、パソコンを使用中、画面に「ウイルスに感染している」と表示されたため、サポート名目で出された指示に従いソフトをダウンロード。その際、パソコンが遠隔操作される状態になり、個人情報が閲覧された可能性があるという。

 同病院は3月末、不適切な行為だったとして医師との契約を打ち切った。

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