ハイエントロピー合金は材料屋さんから見れば、無限の成分の組み合わせがあり、研究活動の点において魅力的で都合の良いものであろう。しかしこれを経済的に大量生産あるいは少なくとも商業生産を目指せとの使命受けたプロセッシング屋側はたまったものではないと思う。すべて溶融状態にして凝固させる方法では、比重や融点・凝固点の違い、それに起因する凝固偏析の問題、また使える溶解炉材の選定等々、非常に困難であると想像できる。材料屋さんが極少量の試験サンプルを作製するのとはわけが違う。多分、現実的にはメカニカルアロイングの方法を使うのであろうが、聞いただけでもカチカチの固そうな合金で加工性が悪く、大量の成型には難渋するのではないだろうか。いずれにしても少量の特殊な用途に限られたもにのになるのではないか? 大学の材料屋さんにはプロセッシングなど知ったこっちゃない、新合金提案したので後はよしなに・・という人も多い。
返信10件
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鋳塊の凝固終了温度では話が通じないね。マクロ偏析とミクロ偏析を混同しているのかな。固相線温度と言ってるのは部分凝固区間での話。 それから、合金成分設計によっては加工性の悪い可能性は普通にあるだろう。先の金属間化合物析出や、ミクロ偏析やマクロ偏析による成分不均一に起因する強度の不均一などによる加工性の悪化の可能性は否定できないだろう。ハイエントロピー合金の概念的な理想(結果論)を言ってるのではない、製造上の問題についてずっと言ってるのが解らないようだね。結局、言葉上の揚げ足とりに終始しているよだよ。 それから揚げ足とりする上で、”おじいちゃんが・・”とか”カチカチなのは80代か90ごろの自分の頭・・”とか個人を侮辱する(或いは差別的な)記述があるが、これについては記録を保存し、然るべき対処をしますので・・。
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>鋳塊?の凝固が終わる温度 鋳塊の温度なんてどこにも書いてない。ところで鋳塊の温度って? 固相線温度(solidus temp.)知らないのか。 >”溶解炉材”なんて変わった言い回し初めて聞いたけど >学部生でもやらない 溶解炉材、金属メーカでは当たり前に使うよ。初めて聞いたとはね・・ 学校だけでなく産業界の勉強もした方がいいよ。 >析出がある懸念 >ハイエントロピー合金とは名乗れない ハイエントロピー合金とは名乗るのは結果論だろ。析出があると加工時のボイド起因になって割れる可能性を言ってる。プロセッシングだよ。 生産性や収益性なんて考えてないだろ。 >80代か90ごろの 科研費申請書のレビューをやったりJSTへの申請書も見てるが、筋のよい研究か筋の悪い研究かはすぐ判る。マスタベーション的な研究は×。
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一生懸命なところ申し訳ないけど、揚げ足取りのつもりはないが用語の使い方が頓珍漢なんだよね。他のコメントでも"原子配列上の転位"とか学部生でもやらない不思議な言い回しが出てくるし。 鋳塊の凝固が終わる温度を固相線温度と呼んでいたり、ミクロ偏析を考慮したものを非平衡状態図と呼んでいたりと用語の定義を復習した方が良い。 析出物どうこうは平衡論の話をしたいのかプロセッシング(笑)の話をしたいのか一貫してない。冷却時に"準安定な"析出がある懸念はもっともだが、安定な金属間化合物が出る系なら最初からハイエントロピー合金とは名乗れないし阪大もそう発表はしない。 カチカチなのは80代か90ごろの自分の頭だろうから、現役時代に頭の上がらなかったであろう材料屋のしてきた勉強、教科書でも買ってしこしこ基礎からやりなさい。
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>液相線と固相線、融点(=凝固点)は組成で一意に定まる 一般的に状態図といえば平衡状態図であり、ミクロ偏析を考慮した非平衡の状態図など汎用的でなく通常はない。状態図(平衡状態図)で示す固相線温度からは、ミクロ偏析を考慮すると固相線温度は低下するといっただけ。 あげ足とりか? >ハイエントロピー合金の定義も知らなかったとは。5成分以上の固溶体合金・・ 結果論的定義(目標)だろ。実際つくってみると高温域では固溶体であるが、冷却過程で先の偏析による局所の成分変動で微細な金属間化合物などが析出しないという保証はあるのか? メルト-凝固-冷却を例にプロセッシング上の課題の話をしているだけ。 >経済的合理性のない”方法 >いずれにしても少量の特殊な用途に限られたもにのになるのではないか? まあ自分の好きな研究をしこしこやってなさいよ。 今回の阪大の成果をとやかく言っているつもりはないが。
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液相線と固相線、融点(=凝固点)は組成で一意に定まる。それを状態図というんだけど、ミクロ偏析で固相線が下がるというのは因果関係が逆。凝固現象と状態図の対応は認識あるか? 別にるつぼ溶解を否定はしたつもりはないが、根拠もなくこの系で他の方法が適用困難と断じているのは不思議。今ある製品で”経済的合理性のない”方法で作られてるものの理由はちゃんと分かるか? で、驚きなのはまさかハイエントロピー合金の定義も知らなかったとは。5成分以上の固溶体合金のことを言うんだけど、ちなみに固溶体の意味はご存知か。それこそ金属学会で出てくるのはだいたい立方晶系。 最後の言いたいことだけ書けばよかったのに、変に通ぶったから恥ずかしことになっている。
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>材料学分かってない人が知ってる言葉だけ 専門用語を並べても意味ないので解り易いように書いただけ。 >融点と凝固点は同じ意味だし 液相線は完全溶融する温度だが固相線はミクロ偏析などでかなり低下したりする。凝固偏析の認識あるか? >るつぼ溶解 もっとも経済的な方法を代表的に書いただけ。 他にVAR、ESR、EBM、PARなどあるがどれも適用困難。よもやレビテーションなど考えているのか?他にあれば教えて欲しい。ただし経済合理性のあるものでないと意味ないよ。 >概して立方晶の単相 無限の成分組合わせがあるのにどうして立方晶の単相と言い切れるの?状態図などないはず。計算状態図の推定だけではダメだよ。異相析出物は? 金属学会などでブームだが組合せが何通りもあり、材料屋さんはテーマに事欠かない。それをいいことに製造プロセスを考えないマスタベーション的な研究になりがち。言いたかったのはこのこと。
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材料開発に携わる身としては、材料学分かってない人が知ってる言葉だけ繋ぎ合わせて知ったかぶりしてるコメント。 融点と凝固点は同じ意味だし…固相線と液相線のことでも言いたかった? ”すべて溶融状態にして凝固させる方法”、”溶解炉材”なんて変わった言い回し初めて聞いたけど、るつぼ溶解だけしか知らない人かな。 成分系聞いただけで加工性即断するのは現場寄りの人の悪い癖だけど、ハイエントロピー合金は概して立方晶の単相だから加工性は良い。 ツッコミどころ多すぎる。
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よくここまで長い駄文を書き散らせたもんだ
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材料の入手も心配! こういう時、日本政府は何もしないからなぁ。 中国なら自国に無い物はとっくに触手を伸ばしているだろう!
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まあまあ従来のぷろせっしんぐ?屋さんには難しいとか不可能でも 他の誰かが出来るかもしれないじゃないですか これが作れたら便利だよと 基礎研究して証明してくれる大学の研究者がいるから ただ実用化を目指すだけの人も仕事ができるんです あなたの今やってる仕事だって誰かの基礎研究の成果かもしれない
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