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政治家としてのセンスのなさをまた露呈しましたね。言い方は悪いけど、支持率低迷を挽回するチャンスだったのに、リーダーシップ発揮の欠片もなく、のんびりと出てきた金額は、えっそれだけ。海外バラマキと比較したら本当に日本国民の生活に興味がないのでしょう。今は復興財源を税金としてどれだけ毟り取ろうかと画策しているのでしょうか。

「2027年に名古屋まで開通、2037年に大阪まで全線開通という方針を共有することになり、わざわざ明記されていて、それを受けて私は入会をしたわけです」 この目標に全面的に協力できる知事なら入っていいですという制限です。期限に間に合わない原因を作った知事がいちゃもんつけるとは人間性を疑います。 「難航している南アルプスの生態系を保全するということとの両立についても、2037年までに解決すればいいというように私は受け止めております」 勝手にゴールを設定しないでください。名古屋まで開通は27年までから27年以降に変更されましたが、37年までなどではなくできるだけ早くです。また、国の有識者会議の結論を評価せず、難癖つけて難航に持ち込むのもやめてください。期成同盟会加盟の知事の所業ではありません。

「物資の調達を依頼」もしかして頼んでるだけ、しかも金銭はなしのボランティア？ こういうとき、政府が供給が十分な場所から定価で買い上げて、送付費用も負担して送るとかしないのでしょうか。そうすれば企業の利益にもなるし経済も回り、支援企業や規模も増えると思うのですが。

普天間返還に関して「対話で解決」に至ったはずの辺野古、これを一方的に反故にしようとしたものとなにを「対話で解決」するのでしょう？ 法に基づいて行動するしかないが、相手はその採決を完全に無視する始末。対話をするに値する資質を放棄しています。 また今の沖縄県政の行動は「対話姿勢」では「活動家姿勢」です。

「最高裁判決を無視して法治国家を否定」している。そのことのほうが重大な問題なのですが。対話をしたいなら法治国家の知事として法を順守する姿勢を見せてください。今の姿勢では、対話して得られる決定事項の順守に何も信頼性が持てません。

「知事の処分権限を一方的に奪う」 →９月の最高裁判決で承認の法的義務が確定しているので、今回の件で処分権限というものはありません。 「法定受託事務に係る裁決については司法の判断を仰ぐことが認められず」 →代執行訴訟で、福岡高裁那覇支部から承認するよう命じられる司法の判断がでています。その判決にあわせて病気になって逃げていたではないですか。 県知事という極めて公的な人間が、裁判所（判断）を極めて軽視することを知事コメントとして発信するのはいかがなものか。

法治国家なので民意より裁判の結果が優先されなければいけません。上告の理由を民意にするなら、沖縄県は地方自治の権限を放棄してください。 また法で決まっている手続きを無視して裁判するなら、裁判費用は県ではなく知事個人が負担すべきです。