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難波喬司市長のおっしゃる通りですね。 川勝は「僭越」ですね。

難波市長のおっしゃる通りですね。 リニア中央新幹線の主旨は、需要の逼迫する東海道新幹線のパイパス機能である。特に需要の多い東京名古屋間をまず開通させることは、営業的な理由だけではなく、国土交通を考えた上での国全体の結論である。社長が代われば考えも変わるなどと軽率なものではない。 三島に東アジア文化センターを作るなどと吹聴して、議会で突っ込まれると白紙撤回するなど、川勝の考え方は万事、軽率そのもの、一聴にも値しない。

川勝といい日詰といい、静岡県はオレサマ気取りの長が跋扈する伏魔殿の様相を呈している。 静岡大学は、当初構想（1法人2大学）のまま実現することが出来ないならば、できない理由を相手方に説明し、合意書の破棄をお願いする立場にある。 1大学2校案はモデルチェンジ案とは到底認められず、受け入れられることはない。 川勝も日詰も大学教授の経歴を持つが、ある点について優れた才能を持っているが、その才能が組織の長として相応しいかどうかはわからない。 むしろ、大学教授を組織の長にすると、聞く耳を持たないモンスターになるとの失敗事例である。

地域エゴをゴリ押しする静岡県を象徴する結論。

川勝は、社長が代われば部分開通もあり得るかも知れないなどと主張していたが、新社長の丹羽氏は部分開業を真っ向から否定。 リニア中央新幹線の主旨は、需要の逼迫する東海道新幹線のパイパス機能である。特に需要の多い東京名古屋間をまず開通させることは、営業的な理由だけではなく、国土交通を考えた上での国全体の結論である。社長が代われば考えも変わるなどと軽率な考えではない。 三島に東アジア文化センターを作るなどと吹聴して、議会で突っ込まれると白紙撤回するなど、川勝の考え方は万事、軽率そのものである。

川勝知事が14年間、言いたい放題を続けてきたのは、静岡マスコミの非力が原因の一つだ。 知事記者会見で川勝が話した内容を批判もなく記事にしてニュースに流す。特に静岡ローカル新聞は批判どころか、ヨイショのおまけまで付けて記事にしてきた。 その結果、静岡県知事は全国から見れば異端児扱いされるまでになった。 真実を知らされない静岡県民は蒙昧なままだ。

＞「1つの大学の中に多様な英知を結集することで、教育研究においては他分野が融合し、学生の総合値を育むこと」 静岡大学は浜松地区と静岡地区の意思疎通もろくにできないのに、他分野の融合など夢の夢。 文系学部は世の中での必要性が低下している。医学部、工学部の成果にぶら下がろうとの魂胆が丸見え。

同意を反故にして、自分たちに都合のいい案を公式案にする静岡側。 こんなデタラメがまかり通るとは、静岡大学がいかにレベルの低い役員で成り立っているかを表している。

リニア静岡問題で明らかになったことは、静岡県は知事を筆頭に民族意識を煽り、地域エゴをゴリ押しするのに一生懸命だ。 民族意識の高揚は県内部でも波及る。遠江国の浜松と駿河国の静岡は別の国だった。浜松医大を静岡大医学部にするのは、遠江国が駿河国の属国に成り下がるに等しい。 こうした馬鹿げた静岡県の地域エゴゴリ押し行政は時代の流れに逆行するものだ。

リニア中央新幹線の主目的は、需要の逼迫する東海道新幹線のパイパス機能である。特に需要の多い東京名古屋間を開通させることは、前JR東海社長だけの考えではなく、国全体の国土交通を考えた上での結論である。 2027年や2037年などの年限は目標であって目的ではない。 リニア工事を足止めして批判の強まる川勝の言い逃れでしかない。