早稲田大助教、博士学位論文に改ざんなど不正行為…カタール大との共同事業で主要研究者を務める
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数十年前は、文系の大学教員の世界では(博士号をとるのが大変難しいので)、修士号しかもっていないまま大学教員になることも珍しくなく、「教授になったけど、まだ博士号をとっていない」という人もいたそうですね。 しかし21世紀になると、文系の世界でも、理系と同じように「博士号を得て、それから大学教員になる」という形にシフトしているそうです。 本件の助教は、「2019年の、博士学位論文に不正行為の疑惑あり」としてニュースになりましたが、その一方で、2023年現在、「助教」の地位についている。 ということは、 「大学院生」としての最後の学年で無事に博士号をとり、その翌年度に(翌月に)早稲田大から助教のポストを贈られて「教員」になった、たいへん幸運な方ということでしょうか? 世間には、博士号を得たものの、就職先がない、あるいは大学教員のポストがない、と苦労している人たちが、数え切れぬほどいますが…
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自然科学系の研究は再現性が求められますが、社会科学系ではもともと再現性は求められません。あらかじめ用意した結論に合うデータをピックアップして論文にまとめる行為が昔から横行しています。社会科学系の研究でデータを活用・分析する研究は子供の作文レベルのものが多いのはそのためです。逆に、データを使わず、研究者の主観で分析する研究の中には深みのあるものもあります。また、近年は自然科学においても研究不正が増えており、特に医学分野において顕著です。 不正であっても研究して論文執筆すれば「業績」になります。着実に「業績」を積み上げる研究者はアカデミックポストを得て、昇進していきます。一方で真面目に研究する研究者は業績を量産することが出来ず、ポスト争い、昇進争いで遅れをとることになります。
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博士号は分野によって難易度、従って学界での位置付も異なっているけどどうにかならないかなあ。 例えば工学系では研究者の入ロみたいなものでメーカーでは名刺に書ける位しか価値がない(だからメーカーで実績を上げた人は今更取る気にならない)。 ー方、文系、理学系だとやけに難しくて大学院博士課程単位取得満期退学だって堂々と履歴に書けて国立大学教授にだってなれた。そこで実積を上げると今更取る気にならない。 60年位前は近所の開業医は軒並医学博士で、従って持っていてもいなくても全然関係なかったが、その後、正常化されてそれなり(工学系並?)になったらしい。 してみるとやっぱり実績第一かな。
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今回疑惑を持たれている助教の指導教官は所属学会の大物であるY。そして助教自身も長年、学会の雑用事を引き受けていたっぽく、このような背景から、二人は完全な主従関係の中、不正が指摘された際にも指導教官あたりが助教にやり過すよう指示したのかなあ、と。それと、学位論文の主査をYが務めていたようなニュース記事もあったけど、それが本当なら公平性の観点からみても本来ならそれも問題。
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マイナー科医師(30代・専門医・医学博士)だが、本当に酷い不正。 論文でこれだけの不正があると、過去にこの助教の指導を受けて作成された論文や取得した学位にも疑いの目を向けられても仕方ない。 そもそも研究テーマを決める際に、過去の論文を参考にすることが多いし、参考文献として引用されている場合も少なくないため、一つの論文に不正がある場合、影響が及ぶ範囲は非常に広いのが現実。 加えて、査読も十分に行われていたか等、不正を検知する仕組みも見直す必要に迫られる。 自然科学への完全な冒涜だし、氷山の一角でもあるのだろうが、無自覚に関わっていた教員や大学院生は学位取り消しや論文の撤回の可能性もあり本当に不憫でしかないと思う。
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1990年代には、社会科学系で甲博士号をとることは不可能とされていた。この助教のような論文なら、5年は継続調査しないとダメだった。それが今では、一度聞き取りするだけで博士になれちゃうんだから、ずいぶん簡単になった。それでも不正を働くとはしょうもない。
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アンケート調査のデータぐらい当てにならないものはない、改ざんなど日常茶飯事だ。それを見抜けない指導教授にも指導管理責任がある。今流行りのデータ科学と言っても、内実はその程度だが、昔なら修士レベルの研究が博士論文になることの方が驚きだ。
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博士号をとってすぐに助教で雇ってもらえてるのには何か裏があったんですかね…それか本当にそれなりに優秀だったか…。 いずれにせよ、文系の博士号をとるのは本当に大変だし、もっといえば学問の世界で定職に就くのはもっと大変ですからね。
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改竄やるとな、対外的な信用もあるけど一番ダメージ受けるの自分自身なんだよな。スポーツで言えば、誤魔化したタイムで練習しているようなもんだから。その後の研究で一見相反する事実が見つかったと、従来の常識を覆すような知見が隠されているかもで、非常に面白いしステップアップの宝庫なのだけど、誤魔化したせいなのかどうなのかもわからなくなる。 あと、改竄したにしろ、長い年月を犠牲にし、少なくとも何割かは真実を集めたのだろうに、ほんと愚かなことでしかないよ。
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「男性56人と対象外の国の女性93人」のデータがどの程度結論に影響するのであろう? 仮説をサポートするうえであまり影響ないのだとしたら、このデータを意図的に入れる意味はないのでミスか雑な仕事をしてしまったかであろう。結論が変わってしまうようなデータであれば、意図的に入れ込んだ可能性もあるけれど、そういうこと?共同事業だからいろいろ知っている人が複数人いたのであろうな。
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